高橋亮平の「社会を変えるための仕組み」

新たな成長戦略で岩盤規制突破できるか? 岸博幸氏・城繁幸氏らが「政策カフェ」で議論

2014年07月09日(水)
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政府が新たに決定した成長戦略は本当に効果があるのか

政府は、先月末に「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)と新たな成長戦略「日本再興戦略」を、規制改革実施計画とともに閣議決定した。

いわゆる「アベノミクス」と言われる安倍政権の経済政策の第3の矢として、法人実効税率を今後数年間で20%台をめざし、来年度から引き下げを開始する計画であるほか、雇用改革ではより柔軟に就業できる様にする。健康・医療分野では患者により多くの治療オプションの提供、農業分野では生産性向上を狙った農業協同組合の改革などに取り組むという。

雇用や農業、健康・医療などといった規制緩和が進まない分野の改革にまで踏み込もうというものだ。

また、女性の就労促進と外国人労働者の受け入れを通じ、労働人口の減少に根差した問題に対処する計画であるとも紹介された。

安倍総理は、この際の記者会見で、「1年前に策定した成長戦略は大きな実を結んでいる。経済の好循環を一時的なもので終わらせず、景気回復の実感を全国津々浦々にまで届ける。そのために成長戦略を大胆にパワーアップした」と話した。

アベノミクス、とくに成長戦略を担う第3の矢は、本当に効果が出るのだろうか。
今回の新たな成長戦略の閣議決定を受けて、万年野党では、有識者と共にこうした問題について、有権者と政策議論をする場を持ちたいと思っている。

新たな成長戦略を様々な視点で評価する場を持ちたい

その為に今回、NPO法人 万年野党で企画したのが、「政策カフェ(文月)」だ。
有識者として参加してもらうのは、テレビでもコメンテーターとして御馴染みの岸博幸 慶応義塾大学大学院教授、人事コンサルタントの城繁幸 株式会社Joe’s Labo代表取締役、ロバート・フェルドマン モルガンスタンレーMUFG証券、原英史 株式会社政策工房社長。こういった有識者の面々も交えて、政府の新しい成長戦略と、岩盤規制とかした現状と、その打開策について話をしたいと思う。

「政策カフェ」は、政策通の政治家や、研究者・ジャーナリスト・官僚等といった政策に関わる専門家、政策に関心を有する経営者・ビジネスマン等が、党派や立場を超えて、ドリンクを片手に、料理をつつきながら、政策談義・意見交換をできるような場を作ろうというものだ。

NPO法人 万年野党では、月1回、丸の内、虎ノ門近辺にて、出入り自由で政治家、専門家等が気軽に立ち寄ることのできる場をと、この「政策カフェ」を実施している。

前回は、元和田中校長の藤原和博 武雄市特別顧問にゲストスピーチをいただき、大反響とともに、大きな話題となった。

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