急浮上!小保方晴子「逮捕」の可能性理研をクビになるだけでは済まされないらしい

2014年07月09日(水) 週刊現代

週刊現代経済の死角

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この会見に、理研内部も騒然としているという。職員がその様子を明かす。

「いま理研は、若山さんの話題で持ちきりです。若山さんはここに所属していた頃から、自分の保身よりも研究のことを第一に考える科学者でした。その若山先生が自らの不明を恥じて頭を下げた。あの姿を見て、内部の人間は口を揃えて『小保方さんはもうダメだろう』と漏らしています」

すでに世界の科学者の間では、アメリカのベル研究所で高温超電導の論文を捏造したヤン・ヘンドリック・シェーンと、韓国でES細胞の論文を捏造した生物学者の黄禹錫とともに、小保方さんのSTAP論文は「世界三大研究不正」に数えられている。日本の科学界の信頼を失墜させた小保方さんの責任は計り知れないが、彼女は今後、さらに厳しい現実と直面することになる。

「これから彼女を待っているのは、今まで使ってきた巨額な研究費の使途追及です。理研は国から補助金を得ている独立行政法人なので、運営費の大半は国民の税金で賄われています。つまり、もし捏造が確定すれば、小保方さんは国民のおカネをジャブジャブ使って不正をしていたことになります。三大研究不正のひとつを起こした黄氏は論文捏造がもとで起訴されましたが、小保方さんの行いはそれに並ぶほど悪質なものです。その落とし前は、当然彼女自身がつけなければならないでしょう」(全国紙科学部記者)

詐欺か横領か

今年3月14日に理研が開いた会見によれば、ユニットリーダーである小保方さんには1年間で研究費1000万円と、研究員を雇う場合などに使う人件費1000万円の、計2000万円が自由に使えるおカネとして配分されていた。それに加え、800万円以上という給与をあわせれば、彼女に流れたカネは年間約3000万円に達する。

また、一部報道にもあるように、小保方さんは、共同著者であり上司でもある笹井芳樹副センター長の研究費も使っていたことが判明している。笹井研究室の年間予算はおよそ6億円という莫大な金額。そのなかのいくらが小保方さんの研究費用に流用されていたのかは、いまだ不明だ。

数冊しか存在しないという実験ノートからも分かるように、小保方さんは理研に在籍していた期間、まともな研究をしていた形跡がほとんどない。彼女は一体何に巨額の研究費を使っていたのか、その使途には大きな疑問が残っている。

「小保方さんは一時期神戸の高級ホテルで生活を送っていたことが報じられていますが、その宿代も研究費から拠出されていたのではないか、という疑いがあります。さらに、彼女は笹井さんと約1年で55回も出張に同行していたことが明らかになっている。もしその出張の目的が研究外のものだとしたら、横領罪に当たる可能性もあります」(科学ジャーナリスト)

こうした疑惑に彼女が答えられず、「クロ」だと判明した場合、冒頭で上氏も指摘したように、小保方さんは刑事告訴される可能性が高い。弁護士の若狭勝氏は、こう語る。

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