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グーグル傘下に入った「SCHAFT」が災害対策ロボットの競技会を辞退

2014年07月03日(木) 小林 雅一
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DARPA Robotics Challenge のトップページより

昨年末、米グーグルに買収された日本のロボット・メーカー「SCHAFT」が、来年6月に開催される災害対策ロボット競技会「DARPA Robotics Challenge(DRC)」の本選出場を辞退した。理由は、商用ロボットの開発に専念するためだという。

●"The DARPA Robotics Challenge Continues June 2015 in Southern California."

DRCは、米国防総省傘下の研究機関DARPA(国防高等研究計画局)が主催するロボット競技会。この競技会を通じて、原子力発電所の事故現場のような、人間には危険過ぎる場所で作業する高度な次世代ロボットの開発を目指している。

参照)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37592

SCHAFT設立から今に至る経緯

SCHAFTは元々、東京大学・情報理工学系研究科・情報システム工学研究室からスピンアウトしたベンチャー企業。東京大学では、DARPAのような軍事関連機関が主催するプロジェクト(競技会)への参加を認めない方針なので、同競技会にどうしても出場したかった上記研究室の3名の研究者が、敢えて東大の職を辞してSCHAFTを設立したとされる。

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