高橋亮平の「社会を変えるための仕組み」

全児童にタブレットを配布! 
藤原和博・元和田中校長が語る
「反転授業」による武雄市の教育改革

2014年07月08日(火) 高橋 亮平
upperline
杉並区立和田中「民間人校長」だった藤原和博氏(左から3人目)が「政策カフェ」で教育現場の問題点と改革へのノウハウを語った
※7月1日付けで公開した記事内容に誤りがありましたため、訂正して再掲載いたします。

「政策カフェ」に藤原和博元和田中校長・武雄市特別顧問が登場

「教育界のさだまさし、藤原和博です」

「NPO法人 万年野党」が行っている「政策カフェ(水無月)」は、藤原和博氏のいつも通りの和やかなあいさつで、始まった。

「政策カフェ」は、政策通の政治家、政策に関わる専門家(研究者・ジャーナリスト・官僚等)、政策に関心を持つ経営者やビジネスマン等が、党派や立場を超えて、ドリンク片手に料理をつつきながら、政策談義・意見交換をする場をとのコンセプトで、月1回、平日夜に丸の内、虎ノ門近辺にて、出入り自由で行っている。

6月19日に開催された「政策カフェ(水無月)」からは、ゲストによるトークセッションを始めた。

その第1回のトークセッションのゲストが、杉並区立和田中で民間人校長を務めた藤原和博氏である。

今回は、この日のタイトル、『今、この国の教育の最大の問題は何か? ~道徳でも英語でも日教組でも教育委員会でもない、もっと破壊的な真の問題について語ろう』で何が語られたのかを紹介していこう。

この国の教育の本質的な問題は何か?

藤原氏は、「究極に一番大事な問題を短時間で話したい」と、結論から切り出した。それは「教育現場が教員の高齢化などで疲弊している」ことだという。

「教育再生実行会議が行う改革には、教育委員会の制度改革や、道徳をもっと充実させること、英語を下に降ろすこと、土曜の授業復活など様々な事が含まれています。ですが、たぶん基本的には現場に浸透していかないことに苛立つことになるだろうと思います。

理由は、現場が疲弊しているため余計な事をやるパワーがないから。最大の問題は、この疲弊の問題であり、これを解決しないと何をやっても、ほぼ下に降りないことになるでしょう」

次ページ なぜ、現場は疲弊しているのか。…
1 2 3 4 5 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事


underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ