つながる!ソーシャル時代 ヒト・カネ・コト
2014年06月26日(木) 松岡 由希子

航空アライアンスから着想!世界最大級の独立系ホテルネットワーク「グローバルホテルアライアンス」

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日本の独立系旅館ネットワーク「一の宿倶楽部」に加盟する「てんてん手毬」(島根県松江市)

いよいよ、欧米では、本格的なバカンスシーズンが到来。昨今の旅スタイルは、従来のパッケージツアーのような"お仕着せの旅"ではなく、旅行者それぞれの興味・嗜好・ペースに合わせ、より多様なものへと変化しています。

このような市場環境のもと、高い知名度や提携ネットワークの広さで優位に立つ大手ホテルチェーンに対抗すべく積極的に展開しているのが、世界最大級を誇る独立系高級ホテルのネットワーク「グローバルホテルアライアンス(GHA)」です。

グローバルホテルアライアンスは、航空業界の提携モデルを参考に、2004年に創設されました。1897年にドイツで創業された欧州最古の高級ホテルグループ・ケンピンスキー(Kempinski)や米国・カナダ・メキシコで50ヵ所のホテルを運営するオムニホテル(Omni Hotels & Resorts)、環太平洋地域に展開するパンパシフィック(Pan Pacific Hotels and Resorts)など、現在、27ブランドが加盟し、世界63ヵ国が網羅されています。

グローバルホテルアライアンスの代表的な取り組みとして挙げられるのが、2011年に開設されたロイヤリティプログラム「GHAディスカバリー(DHA Discovery)」です。加盟ホテルでの宿泊数に応じてゴールド・プラチナ・ブラックの3クラスに分類されるこのプログラムでは、一般公開されていないギャラリーを見学したり、地元で活躍する著名人と直接面会できるなど、地元の知られざる魅力を特別に味わえる特典「ローカル・エクスペリエンス(Local Experience)」を会員に付与。2014年3月時点での会員数は、400万人以上にのぼります。

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