クラウドファンディングを通じて生まれた海外の長文・スローメディア3選
Narratively

海外ではクラウドファンディングサービスが普及し、数々のプロジェクトが支援を集めることに成功している。最大手のKickstarter(キックスターター)では、これまでに全プロジェクトを通じて11億ドル(約1100億円)以上が集まっており、総支援者は640万人にものぼる。

そんなキックスターターは6月にジャーナリズムのカテゴリーを設置した。4月には翻訳のカテゴリーをつくるなど、出版・メディア関連に力を入れはじめている。

長文メディア「Narratively」

まず紹介するのは、ニューヨーク発の長文メディア「Narratively」だ。立ち上げの資金集めにキックスターターを利用した。2012年にプロジェクトを実施し、最終的には800人以上の支援者から5万ドル(約500万円)以上を集めた。

同年9月にメディアとしてスタート。毎週テーマを設定し、毎日1本のオリジナル長文記事を淡々と更新している。2013年には、TIME誌が選出する「ベストウェブサイト50」の一つにも選出された。

創設者のNoah Rosenberg氏は、Narrativelyの立ち上げ前、ニューヨーク市立大学「Tow-Knight Center for Entrepreneurial Journalism(起業家ジャーナリズムコース)」のフェローをしていたり、ニューヨーク・タイムズにも多数寄稿していた。ライター、写真家、ドキュメンタリー映像作家などさまざまな顔を持つ。

そんな彼が立ち上げたNarrativelyは、テキスト、写真、映像などマルチメディアを活用した長文記事がスローペースで掲載されている。ライター、編集者、写真家、映像作家、デザイナー、イラストレーター、エンジニアら多様なメンバーが力を合わせ、丁寧に記事を更新している。

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