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プロゴルフ界の「マー君と佑君」松山英樹 石川遼が可哀想になる その凄い「才能」

2014年06月29日(日) 週刊現代
週刊現代
〔PHOTO〕gettyimages

スターと実力派、本当に強いのはどっちか。日本中が見守ってきた盟友対決。ゴルフの神様が微笑んだのは松山英樹。それは残酷なまでの結論だった。神様が与えた才能とは、いったい何なのか?

排気量が違う

PGAツアー、ザ・メモリアルトーナメント。最終日18番ホール第2打は、残り166ヤード。松山英樹は安定感のある前傾姿勢から、7番アイアンで力強いハイボールを放つ。ボールはピン下1・5mにピタリ。このパットを冷静に沈めてバーディを奪い、トップに並んでホールアウト。その勢いのままに松山は、ケビン・ナ(米)とのプレーオフを制した。米ツアー2年目、26戦という早さで初優勝を成し遂げたのだ。

米ツアーでの優勝は、青木功('83年)、丸山茂樹('01、'02、'03年)、今田竜二('08年)に続く日本人4人目。さらに22歳という最年少での快挙だ。

最終日同組で回ったのは、優勝争いから一歩後退したアダム・スコット(豪)。タイガー・ウッズ(米)を抜き、現在PGAランク1位に君臨するこの男とのラウンドでも、その体躯の良さと落ち着きぶりから貫禄すら感じられた。身長181cm、体重77kgの恵まれた体格はスイングの速度、球の重さへの直接の影響だけでなく、醸し出す雰囲気の点でも武器となっている。

「最終日は心理的にゆとりがあるように見えました。パワーみなぎる自信に満ちたプレーでしたから。スコットは身長こそありますが、やや痩せているので、松山のほうが大きく見えたほどです」(在米ゴルフジャーナリスト・舩越園子氏)

一方、国内、米ツアーともに常に松山の一歩先を行っていた石川遼は、今回も優勝争いには絡めず、結果57位タイ。

「石川遼と松山とを比べると、体格差は一目瞭然。やはり排気量が違う。それは如何ともしがたい」(在米ゴルフ記者)

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