賢者の知恵
2014年07月01日(火) 安藤光展

「パッションやイシューを起点に、自分で仕事を創ることも必要」---パラレルキャリア実践者に聞く【後編】

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大手総合商社に勤めながら、NPO法人Class for Everyoneの理事としての顔も持つ、日野雄介さんへのインタビュー後半です。インタビュー前半「『総合商社で働きながらNPOの理事をするのは、ロジカルなキャリアだと思っています』---パラレルキャリア実践者に聞く【前編】」をご覧になっていない方はこちらもどうぞ。

前半では、日野さんの将来の目標、スキームの考え方、ビジネスセクターとソーシャルセクターの差について書きましたが、後半は、商社マンが見るNPOについて深く掘り下げてお聞きしていきます。

商社マンとして世界を飛び回る中で見えてきた世界観とは。働きながら社会貢献活動をするビジネスパーソン必見です。(聞き手: CSRコンサルタント・安藤光展)

「モデル&モチベート」というコンセプト

安藤: 途上国で活動をするNPOが、人材研修として企業の従業員を受け入れるという話を聞いた事があります。あれって、効果あるのですか?

日野: 効果がまったくないってことはないと思いますが、そもそも企業研修などの教育分野って定量化しにくいですよね。例えば、リーダーシップ研修に参加して、リーダーシップを実際に身につけた人ってどうやって計測すればいいの? ということです。

場合によっては、日本で研修をしたほうが、同様の成果が見込めて、なおかつ研修コストを抑えることができる、なんてこともあるでしょう。海外のNGOが行うからといった特異性は、研修の成果とは別問題ですから。その領域では、NPO法人クロスフィールズさんの「留職プログラム」が興味深い事例だなと思っています。

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