Kiel Berry×Hannes Graah×西川翔陽「音楽業界の構造が変わってきている今だからこそ、ビジネスを拡大するチャンスがある」
Global Shapers Session 2014
左から、Hannes Graah氏、Kiel Berry氏、西川翔陽氏

世界経済フォーラム(通称ダボス会議)Japan Meetingの開催に合わせて、六本木ヒルズで6月3日に開催された「Global Shapers Session 2014」。

音楽セッションのスピーカーは、MACHINESHOP副社長のkiel Berry、Spotify日本代表のHannes Graah、モデレーターをGlobal Shapers東京Hubの西川翔陽が務めた。

アメリカの有名バンドLINKIN PARK。2000年のメジャーデビュー後の1stアルバム『Hybrid Theory』は、発売から現在までに世界で2000万枚近くを売り上げている。MACHINESHOPはロサンゼルスにあるシンクタンク/クリエイティブスタジオで、LINKINPARKをはじめとするアーティストやブランドの新しいクリエイティブ体験を提供し続けている。音楽業界の構造が変化する中、Kiel Berryはファッションやテクノロジーなど音楽分野以外でのアプローチを積極的に行い、国や世代を超えたLINKIN PARKの人気の拡大を図っている。LINKIN PARKは6月18日にニュー・アルバム『The Hunting Party』をリリースしたばかりだ。

1ヵ月10ドルで、世界中の4000万以上の曲がいつでもどこでも聞ける、音楽ストリーミングサービスSpotify。2014年現在、57ヵ国に進出し、有料会員数は1000万人、アクティブユーザー数は4000万人を超える。「音楽業界に正しい対価を還元する」という理念を持つSpotifyは、有料音楽配信サービスでは世界第2位の売上を誇る。2013年には、ロイヤリティとして、アーティストに5億ドル(約513億円)を還元しており、日本進出を控えたHannes Graahは、近い将来その規模は10億ドルにまでなるだろうと言う。

音楽市場の縮小が嘆かれる昨今、攻めの姿勢で利益を上げ、音楽業界に貢献している2人はどんな視点を持って、その未来を見ているのか。