賢者の知恵
2014年06月30日(月)

小林りん×岩瀬大輔【前編】「人と違うことは良いことだと、小さい頃に親から教わった」

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[左]岩瀬大輔さん(ライフネット生命代表取締役社長兼COO)、[右]小林りんさん(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢代表理事)
2014年4月に「我が子の多様な生き方を支える教育論」をテーマにライフネット生命保険が主催するセミナーが開催された。軽井沢に全寮制インターナショナルスクールを開校する、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事の小林りんさんと、ライフネット生命保険代表取締役社長兼COOの岩瀬大輔さんが対談を行った。その模様を3回に分けてお伝えする。

「なんでそんなことをやるの?」と言われ続けた人生

岩瀬: 本日はゲストとして、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の小林りんさんをお招きしています。実はわれわれは非常に長いつき合いでして、大学1年生のときからの同級生です。

当時から彼女はキラキラ輝いていました。僕は男子校上がりでガリ勉をして東大に入ったものですから、彼女を中心とした華やかな軍団を遠くからずっと見ていました(笑)。それからお互い外資系企業に就職し、2年くらい経って2人とも辞めて、その後ベンチャーに入ったのです。

実はライフネット生命とISAKは姉妹みたいな関係にあります。ライフネット生命を作るきっかけになった投資家の谷家衛さん(あすかアセットマネジメントCEO)という方がいらっしゃって、僕がハーバード経営大学院へ留学中だったときに「一緒に新しい保険会社を作らないか」と声をかけてくださったのです。そして、現在ライフネット生命の会長である出口を引き合わせてくれた。それがライフネット生命起業のきっかけです。

その谷家さんに、あるとき僕は「谷家さんは将来何をやりたいんですか?」と聞いたことがあります。すると、「学校を作りたい」と。それからしばらく経ったところで、「実は岩瀬君、そろそろ学校作りを始めたいのだけど、誰か一緒に学校を作ってくれる人を紹介してくれない?」と言われて、そこで僕がりんちゃんを紹介したというわけです。

そういうわけで、谷家さんを通じてライフネット生命とISAKはいわば姉妹のような関係にあります。

さて、今日は「教育」というテーマですが、僕は教育の専門家ではないので、自分がどのように育ってきたかとか、親からどのように接してもらったかということを中心にお話をできれば、と思っています。僕個人としては、どうやったらりんちゃんのような自由な大人に育つのか、ということに何かのヒントがあるのではないかと思っています。

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