大学中退、生活保護、そしてホームレスに。「路上ヴィオラ奏者」阿部大登さんが語る「ストリートミュージシャン」というライフスタイル
イケダ ハヤト
阿部大登(Abe Hiloto)さん

大学中退、生活保護を受け、そしてホームレスに。路上生活を続け、ストリートミュージシャンとして活躍する阿部大登(Abe Hiloto)さんのお話を伺いました。

阿部大登(Abe Hiloto)さんプロフィール

まずは阿部さんのプロフィールを、彼のブログから抜粋・転載させていただきます。

僕は18歳のときに大学でエレキギターを購入するまで、音楽の授業以外で楽器にさわったことはありませんでした。そのエレキギターにも対して夢中になるわけでもなく、初めてヴィオラという楽器を肩に乗せたのが20歳のとき、現役で入学した大学を中退して、別の大学に入りなおして、オーケストラサークルに入団したのがきっかけでした。それまでクラシック音楽に興味はなく、アメリカやイギリスのロックやポップスばかり聴いていました。
(中略)しかし結局その大学も中退し、まだ特にできることもなかったので、ハローワークで東京の一般企業に就職しました。営業関係がほとんどでしたが、結局ふつうの会社勤めは自分に向いていなかったようです。はっきりとした先の目標はありませんでしたが、会社が終わって帰宅した後は、毎日かかさず楽器の練習をしにカラオケに通っていました。
二年ほど会社勤めをして精神的にガタがきたようで、退職してアルバイトをしたり失業保険をもらったりしながら、しばらく家賃の安い日野市に引きこもっていましたが、やがてアルバイトをするのも困難になり、約一年間の生活保護を受給して生活していました。
会社を辞めてから二年間、日野市の安アパートに暮らして、そろそろ外に出たくなった僕は、ヴィオラの演奏で生活していくことを決意しました。2013年の1月、スーツケースに持ち物一式を詰め込み、ホームレスになって路上演奏で生活費を稼ぐという暮らしをはじめて、今でちょうど一年と3ヶ月になろうとしています。(筆者について - 路上音楽家の日記)
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