2014.06.11(Wed) 岡田 真理

球界一のスイーツ通・坪井智哉と湯布院の名店が
プリンやロールケーキで社会貢献

筆者プロフィール&コラム概要
スイーツに使用するコーヒーを焙煎する坪井選手

かつて阪神、日本ハムなどで活躍したプロ野球の坪井智哉選手

ルーキーイヤーには新人最高打率を叩き出し、日本ハムではチーム日本一にも貢献したが、その後国内では三度の戦力外通告を経験し、2012年にアメリカ独立リーグに移籍してからも四度のリリースという苦汁を嘗めた。

しかし、毎年オフに練習をともにする同い年の盟友イチローから「納得するまで続けるべき」と背中を押され、手術を経て再度渡米した。

今年は、メジャーリーグと選手の入れ替えが頻繁に行われるアメリカ独立リーグ最高峰・アトランティックリーグのチームと契約し、メジャー入りのわずかな可能性を模索し続けている。

 

アスリートでも安心のスイーツを自らプロデュース

坪井選手は今年2月に40歳を迎えた。PL学園、青山学院大学、東芝と名門を経て、プロでの現役生活は今年で17年目となる。「怪我に苦しんだことはあるものの、体の衰えはそこまで感じていない」と語る背景には、徹底した食生活があった。

乳製品や動物性脂肪は極力避ける、野菜にはドレッシングではなく塩コショウをかける、オフには5日間の断食を行うなど、食に対する姿勢はかなりストイックだ。しかし、「これだけはやめられない」というものがひとつだけある。

それは、プリンやケーキなどのスイーツだ。アスリートである以上、体重にも影響するため甘いものはできるだけ控えたい。一般的なスイーツに含まれる添加物も老化のスピードを速めたり、疲労回復の邪魔をしたりする。

そのリスクを避けるため良質のスイーツをずいぶん探し回ったそうだが、なかなか坪井選手のお眼鏡にかなうものは見つからなかった。しかし、あるスイーツ店が坪井選手の目に留まる。

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


アスリートと「食」

自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。