「対話とは、共鳴のポイントを探るプロセスだ」---忙しい現代社会に日常を問い直す余白をつくるユニット「対話部」

「今、あなたが、本当に問い直したいことは何ですか?」

こんな問いを投げかけられたら、何と答えるだろうか。

暮らしの中で生まれる素朴な疑問や悩み。忙しなく流れていく現代社会の中で何気なく繰り返される人々の営みをあえて問い直す。他者と価値観を共有し、対話することで、より良い生き方を模索する「対話部」というユニットがある。

部員は3名。「古瀬ワークショップデザイン事務所」の屋号でフリーのファシリテーターをしている古瀬正也氏、多数のワークショップを企画・運営するワークショップディレクターの中岡晃也氏、そして放送局で働く北川真紀氏だ。

コンセプトは「忙しなく流れていく現代社会に日常を問い直す隙間・余白をつくる」。都内を活動拠点に「対話」の場づくりを行い、これまで3度、対話のイベントを行ってきた。

ではいったい、いつ、なんのために、このユニットは生まれたのか。その背景と活動、対話そのものについても伺った(取材の場自体が対話のようだった)。また、昨年12月に開催した「対話の展示」というイベントについても紹介する。