「物忘れ」は若い頃の運動習慣で決まる!
『現代ビジネスブレイブ グローバルマガジン』---「ニューヨークタイムズ・セレクション」より
〔PHOTO〕ThinkStock by gettyimages

脳力の低下と運動習慣の関係性とは?

最近の大規模な調査によると、25歳ごろによく体を動かしていた人は、そうでない人と比べて、中年期になっても思考がより活発だという。また心強いことに、たとえ若いときは運動に無関心でも、いまからはじめれば、やはり脳の活性につながるそうだ。

私たちは、たいていは40歳を過ぎたあたりから、自分が忘れっぽくなったり、考えがまとまらないことに気づく。人の名前や単語、あるいはどこに鍵をおいたかをすぐには思い出せない。ミネソタ大学(ミネアポリス)の公衆衛生学教授で、研究論文『物忘れ』の共同執筆者であるデビット・ジェイコブス氏は「私たちはこれを、CRS(Can't Remember Stuff)問題を抱えている、と呼んでいます」と語った。

中年期に起こる、こういった軽い思考力の低下は、人によってはかなり遅れて発生したり、軽症だったりするが、その理由の科学的根拠は完全には解明されてこなかった。もちろん、遺伝がかかわっていることは多くの研究者が認めている。しかしライフスタイルや運動習慣が、どれほどの影響を及ぼしているかについては、これまで明らかになっていない。

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