「ぼくは3年後死ぬので、会社に行くヒマはない!」 夢見て人はあっけなく死ぬ イケダハヤト×小川未来【後編】
[左]イケダハヤト(プロブロガー)、[右]筆者

プロブロガー・イケダハヤト氏に、就職報告をしたところ、会社に入る時点でつまらないと断言されてしまった前回。

●「就職、ほんとうに残念です」 会社に入るなんてマジでつまらない! イケダハヤト×小川未来【前編】

嬉しいことに、たくさんの反響をいただいた。感想ツイートなどはTogetterでまとめたので、前編を読まれていない方はぜひご覧いただけたらと思う。

●会社員はつまらない人間なのか!? 賛否両論まっぷたつの反応まとめ

ただぼく自身の考えを率直に述べると、正直困惑している。

会社員とフリーランスってそんなに対立するものなのだろうか?
そこにどんな軋轢があるのだろうか?

個人的には、そういった所属や立場の断絶が曖昧になっていくと確信している。学生でありながら編集者をやってきた経験から、その潮流を肌身で感じている。

実際にSNS経由で人脈は広がるし、仕事も来るのである。それに合わせて、企業も変化をせまられているに違いない。

会社は絶対的存在でもなければ、一個人でやることが最高に幸せとは限らない。ひとりひとりの性格や能力に見合った、「ちょうどいい働き方」は自分で模索するしかないと思う。

ところが、イケダさんには、「そんなことを言ってるあいだに死にます」と言われてしまうのであった。

人は、何のために生きて働くのか。それを考える後編です。

余裕を作りつつ、スキルや経験を高める

イケダ: そもそもなんで会社入ろうと思うんですか? それがよくわからないです。

小川: 編集がやりたいのは大前提として、ぼくはお金が欲しいですね。

イケダ: 自分で稼げばいいじゃないですか。稼げるでしょ。

小川: これは色んな求人サイトを見れば書いてあることですが、例えばリクルートに入った場合って、1年目で400万は稼げるんですよ。 ぼくひとりの力では、2015年に400万は稼げません。去年、100万円ぐらいはひとりでも稼ぎました。

それを200万、300万って増やしていくのは、なんとなく時間を削っていけばできそうな感じがする。でもそこから400万、500万って増やすのは、想像してもそのステップがよく分からないんです。じゃあとりあえず親にも良い大学にいれてもらったし、少なくとも今後3、4年くらいは、お金とか時間とか経験の収支を考えると会社に入るのが正解かなと。

イケダ: 別に死にはしないんだから、自分で稼げばいいのにと思っちゃいますけどね。「編集」という、自分のやりたいことがすでにはっきりしてて、しかもそれでもう食べられるわけじゃないですか。そこはもう金額の問題じゃないと思いますよ。

小川: うーん、いまひとりでそこらへんの野原に放り出されても、「まあ食っていけるだろうな」というのはありますよ。それでも、仮にいま「150万で1年暮らせ」って言われたら、めちゃくちゃストレスを感じます。

年に4~500万稼いで、余裕を作りつつ、自分のスキルや経験を会社というガードの中で高めるのは、ぼくにとってすごく手堅いですよ。

イケダ: すげーふつうだなあ。

小川: すげーふつうですよ!

イケダ: 全然ワクワクしないなあ。もったいない。

小川: ぼく、すげーふつうですもん。

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