売春のための人身売買サイトに載った家出少女エミリー
現代ビジネスブレイブグローバルマガジン『ニューヨークタイムズ・セレクション』より
〔PHOTO〕gettyimages

15歳の娘が売春広告に掲載されていた!

昨年の11月はじめに家出をしたエミリーは15歳、中学3年生だ。食卓に座っている両親は慰めようもないほど怯えきっている。

ともにスクールバスの運転手をしている両親のマリアとベンジャミンは、彼女を探し続けていて、警察に捜査をするように働きかけている。エミリーはラテン系の少女だ。両親はこわごわとした口調で、娘が売春業者に操られていることを実は恐れているのだと告白した。

私がここに来たのは、米国で大きな問題となっている家出について理解するためだ。

私はエミリーの両親に、売春や性的目的で人身売買をしている中心的なウェブサイトの Backpage.com を調べたかと尋ねたが、彼らは聞いたことはないと話した。以前、私はこのサイトについて書いたことがあるので、家出少女がサイト内の広告にどういった経緯で掲載されるのかを知っているのだ。

私はラップトップを取り出し、その2分後に、半裸の少女の写真が載っている「あなたのニーズにお応えするラテン系混血」という広告を見つけた。

マリアの体がゆれ、悲鳴が上がった。エミリーだった。

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