ニューバランスのスニーカーはなぜ"オシャレ"なのか?

近年ニューバランスのスニーカーが「オシャレ」だとされ流行している。カジュアル靴を扱うライフスタイル部門(2013年1~10月期)の売上高は、前年同期比54%増である。(参照:http://news.livedoor.com/article/detail/8348787/

ニューバランス社はもともと、偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして、1906年にボストンで誕生した。社名は、履いた人に"新しい(new)バランス(balance)"感覚をもたらすことに由来している。従来は、どちらかというと地味なイメージをもたれていたニューバランスだが、なぜ今になってオシャレだと流行りだしたのだろうか?

表面的なオシャレから機能性を含めた"オシャレ"へ

ニューバランスのブランドイメージをつくった代表人物にラルフ・ローレンがいる。彼はニューバランスの最高傑作とされる「1300」モデルを履き、「まるで雲の上を歩いているようだ」と言った。

「キャシディ ホーム グロウン」の八木沢博幸氏は、ニューバランスのイメージについて、80年代のニューヨークの人々を思い出しながらこう語る。

「すごく保守的だけれどリッチ、質素だけれどスタイリッシュという彼らのスタイルがすごく新鮮で、憧れていました」(New Balance × Cluster 7週連続特別企画:Vol.7 八木沢博幸

このように、カラフルさや派手さではなく「履き心地」や「質素の中にあるスタイリッシュ」に"オシャレ"を見い出す人々が急増している。