佐々木紀彦×松浦茂樹×瀬尾傑【第4回】「お金が動かない世界に才能は集まらない! 2020年、メディアはどうなるのか?」
「メディアの未来」座談会
現在、アマゾンでも売り切れ中の話題の本、光文社新書『メディアの苦悩---28人の証言』(長澤秀行著)の発売を記念して行われた、佐々木紀彦・東洋経済オンライン編集長、松浦茂樹・ハフィントンポスト日本版編集長、瀬尾傑・現代ビジネス編集長によるメディアの未来を考える座談会。全4回の短期集中掲載でその模様をお伝えします。司会は長澤秀行氏(社団法人インターネット広告推進協議会事務局長)です2013年10月対談収録)。

エンドポイントでコンテンツを最適する流れが来る

瀬尾: 松浦さんと佐々木さんに聞きたいんですが、2020年にそれぞれのメディアはどうなっているイメージですか。ハフィントンポスト日本版はどんな形になっているのか、東洋経済オンラインはどうなっているのか。

松浦: 7年先ですよね。僕はネットを含めて、全部、今一度、デバイスにあわせてコンテンツが最適化されるかなと思っています。テレビは生放送主体とか、スマホ、PCとかもガチガチにきっちり分かれている。PCはもう半分タブレットになるでしょうね。

そういうふうな形で、それぞれの媒体属性に合った形でコンテンツが流れるようになる。だからマスが消えるのかもしれない。スマートフォンだけで消費する人、タブレットで消費する人というのがけっこう分かれるので。

その中でそれぞれに最適化したメディアの中でどうやるのかな、とは思っています。エンドポイントが、スマートフォン、タブレット、テレビ。あと、あるとすればデジタルサイネージがもうちょっと来るかな。そういうところのエンドポイントで最適化した流れが来るんじゃないのかなとは思います。

瀬尾: ウェアラブルは?

松浦: ウェアラブルは、僕はありだと思っています。サイネージと同様に、プッシュメディアの部分ではあるかなと思いますね。 

メディアの苦悩---28人の証言
著者=長澤秀行
光文社新書 / 税込み886円

◎内容紹介◎
もう、メディアは何をやってもダメなのか?
「マスゴミ」「オワコン」と言われる新聞・テレビ・雑誌と、炎上など様々な社会問題を引き起こすネットメディア。
元・電通のデジタル・ビジネス局長が、苦悩を続けるトップたちへの直撃取材を元に、これからの「メディアの役割」をあぶり出した渾身のインタビュー集です。
登場するのは、津田大介氏、川上量生氏、フジテレビ亀山社長、朝日新聞木村社長、東浩紀氏、中川淳一郎氏、元・電通副社長森隆一氏、アリアナ・ハフィントン氏らメディアの先駆者たち、総勢28名。 メディア関係者、マスコミへの就職を考える学生たちの必読書!

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Jeff Bezos〔PHOTO〕gettyimages
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