2014.05.18(Sun) 岡田 真理

レッドソックス田澤が持ち込んだ「日本のお菓子」が大ブーム

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中継ぎエース田澤がブルペンに持ち込んだ                                                photo Boston Red Sox

メジャーリーグの人気球団ボストン・レッドソックスの本拠地は、メジャー最古の球場といわれる『フェンウェイパーク』である。聞くところによると、この球場のクラブハウスには、日本で人気のあのお菓子が常備されているらしい。

それは、みなさんご存知、森永製菓の「ハイチュウ」だ。先日、米デイリー・ニューズ紙でニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手がチームメイトのためにハイチュウを用意したエピソードが取り上げられていたが、実はハイチュウはレッドソックスとのつながりが深い。

中継ぎの田澤純一選手が火付け役

2007年に松坂大輔、岡島秀樹両選手が入団して以来、レッドソックスには常に日本人選手が在籍している。そのため、このチームにはこれまでにもいろんな日本のお菓子が入ってきた。そのひとつが、ハイチュウだった。

きっかけは現在もこのチームでプレーしている田澤純一選手だ。

「アメリカでは、中継ぎ陣がブルペンに行ったら試合終了まで戻って来ません。そのため、いちばんメジャー歴の浅い選手が『ブルペンバッグ』を持っていきます。バッグの中には簡単に食べられるお菓子やひまわりの種、目薬など、選手に必要なものが入っています。

田澤選手は、よくハイチュウを入れていたんですが、ジョナサン・パベルボン選手(現フィラデルフィア・フィリーズ)がそれを気に入って、ほかの中継ぎ陣にも広まっていったんです」(レッドソックスアジア事業戦略担当・吉村幹生氏)

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


アスリートと「食」

自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。