「就職、ほんとうに残念です」 会社に入るなんてマジでつまらない! イケダハヤト×小川未来【前編】

2014年05月21日(水) 小川 未来
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オフィスにカンヅメで世間的につまらない人間になる

小川: 会社に埋没するのは嫌いなんですか?

イケダ: 社会との接点がなくなるのはよろしくないでしょう。小川くんなら、なくならないんでしょうけど、いまと比較するとたぶん減ることでしょう。

(編集: 小川くんは、もしできることなら、イケダさんの仕事をずっと続けていきたいと思ってる?)

小川: イケダさんを含めて、編集者としての体面は保ちたいと思ってます。ギリギリでも。

(編集: でもイケダさんとしてはそれは無理だと)

イケダ: ああ、もうサラリーマンやってる人とは一緒に働けないですねぇ!(一同爆笑)

実際そうでしょ。だって「編集者」って言ってるのに、リアル店舗で接客やってる人とは働けませんよ。なんか違うでしょそれは。そっちなの? みたいな感じですよ。最先端にいないじゃん。最先端にいる人としか、ぼくは仕事したくない。

小川: もし店舗に配属されたら、なおさらイケダさんと仕事したいと思うでしょうね。

イケダ: ダメでしょう。問題意識としてあるのはそこですよ。面白くないんですよ。サラリーマンになっちゃうと。ぼくらみたいな面白がり屋さん達が世の中にはたくさんいるのに、そういう人たちの大部分は、サラリーマンのことをあんまり面白がらない。

もちろん、めっちゃ面白いサラリーマンいるのが大前提ですよ? でも物理的にも環境的にも、面白がり屋さんの目にとまるのは厳しい。特に新卒で入ると、すぐにそんな人にはなれない。

小川: 4~5年はなれないでしょうね。

イケダ: せいぜい営業成績トップとか言われても、ゴロゴロいるから別に面白くはない。そういう意味で、会社に没入するって、実はものすごい機会損失だと思うわけですよ。

小川: たしかに。

イケダ: 周りの人が面白がってくれるって超重要じゃないですか。それで押し上げられていくし、ぼくもそうでした。人生の決断において、面白いかどうかはかなり重要視してますよ。最近だと、自分が面白いよりも、周りから見てどう面白がられるかのほうを、重要視してる感じもあるぐらいです。

小川: なんか「1億総芸人」みたいな言葉に近い感じですね。

イケダ: それこそ、小川くんが会社行くのをやめて「俺はフリー編集者で年収1,000万を目指す」とか言ったら、もう面白いわけじゃないですか。「よし! じゃあ、ちょっと100万ぐらいやるからなんかやってみろ」みたいな感じです。ぼくだって、小川くんならそれくらい投資しますよ。

ぼく以外にもそういう人が他に何人かいて、っていうレベルでしょ? 実はそういうリスク、そういう機会損失が結構ありますよ。実際、来年会社に入ると、色んな人から面白がってもらえなくなるっていうことに気づくかもしれません。

小川: ああ、呑み会の誘いがこないとかですよね。結構目に浮かぶかも。

イケダ: そうそうそう。名刺交換しても「ふーん」で終わる可能性もある。「ああ、リクルートの方なんですね」って。

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