クチコミで読者と独立系書店をつなぐ、書籍レコメンデーションプラットフォーム
マイ・インディペンデント・ブックショップを運営する大手出版社のペンギンランダムハウス

オンラインゲームや音楽ストリーミング、電子書籍など、娯楽コンテンツが多様化し、オンラインショッピングサイトでの商品検索や購買が一般化するにつれ、書店の事業環境は、ますます厳しくなってきました。

英紙ガーディアンによると、2014年時点で、英国の繁華街にある独立系書店は1000店を下回り、9年前の3分の1にまで落ち込んでいるとされています。

誰でも開設できる"バーチャル書店"

このような現状に対し、大手出版社のペンギンランダムハウス(Penguin Random House)は、2014年5月7日、ユーザー参加型オンラインプラットフォーム「マイ・インディペンデント・ブックショップ(My Independent Bookshop)」を公開しました。

マイ・インディペンデント・ブックショップは、作家や読書愛好家が、本屋に見立てたバーチャル空間で好きな書籍を紹介する、ヒューマンベースの書籍レコメンデーションプラットフォームです。

「トレインスポッティング(Trainspotting)」の著者アーヴィン・ウェルシュ(Irvine Welsh)氏や英ベストセラー作家のテリー・プラチェット(Terry Pratchett)氏ら、一流作家たちも趣旨に賛同し、このプラットフォームに参加しています。

英作家テリー・プラチェット氏が運営するバーチャル書店「NARRATIVIA」

マイ・インディペンデント・ブックショップは、英国居住者であれば誰でも、自分の"バーチャル書店"を開設でき、12冊までのおすすめ書籍とおすすめ書店1ヵ所を登録することになっています。

このプラットフォームに開設された"バーチャル書店"は、キーワードで検索できるほか、ジャンルごとに分類されており、一般ユーザーは、本屋めぐりをする感覚で、気になる書店や本を探し、気に入ったコンテンツは、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアネットワークで共有することもできます。

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