本荘修二「明日をつくる女性起業家」

本間麻衣FANCTION社長「すべての女性に向けて、いままでにないランジェリーを日本から発信する」

2014年05月16日(金) 本荘 修二
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株式会社FANCTION
代表取締役社長・本間麻衣(ほんま・まい)さん

1977年茨城県生まれ。茨城県立高等学校卒業。デジタルハリウッド・マルチメディアMAC総合プロコース卒業。2008年映像テクノアカデミア・ミュージッククリエーター科卒業、在学時から映像関係の仕事に。テレビ番組のADなどを務める。2011年からイベント制作会社に。2012年早稲田大学人間科学部(通信教育課程)環境科入学、現在休学中。2012年から起業準備し、2013年に株式会社ファンクションを設立し、自社ブランドN.SENSを立ち上げた(主にインナーウェア企画、制作、販売)。
N.SENS 
Facebook https://www.facebook.com/N.SENS
Tumblr http://nsens.tumblr.com/
オンラインショップ http://nsens.fashionstore.jp/

これから楽しみな素敵な女性起業家の方に経営コンサルタント・多摩大学客員教授の本荘が話をうかがう本連載の第15回目は、いままでにない女性用下着を開発・販売し、デザイン性の高いブランドN.SENSを運営する株式会社FANCTIONの本間麻衣社長の登場です。

世の中にないなら、私がつくる

2012年5月頃、小学5年になる娘から箱根の夏期学園に行くからブラジャーが欲しいと言われました。でも、子供用のブラはキャラクターものや星のプリント柄など幼稚なものばかり。百貨店やネットなどで探しても、ショーツとキャミソールはあっても、子供用のブラはデザイン性が低いものしかありませんでした。大人用には素敵なものがあるのに、子供用にもデザイン性が高いものがあったらいいのにと思いました。

しかも、日本だけでなく海外でも可愛さを前面に押し出した商品ばかり。米国では幼児が下着で広告に出ることが法律で禁止されているくらいで、欧州でもデザイン性の高いものはなく、"子供らしい"ものばかりでした。

色やカッティングで自分の身体がきれいに見え、またいいものを見れば子供の感性も育つ。豊かな感性を持つ女性に成長してほしいという、母としての気持ちがかなえられない。そんな消費者目線での疑問を感じました。そこで、世の中にないのであれば、私が子供用のランジェリーをつくろうと考え、仕事にしようと思ったのです。

子供の最初のブラジャーへの疑問が、本間さんの起業のきっかけだった。普通なら手に入るもので済ますところを、徹底的に追い求め、求めるものがないのなら自分でつくろうというスイッチが入った。アパレルの門外だったから、常識にとらわれない自由な発想ができたのだろう。

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