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2014年05月10日(土) イケダ ハヤト

Excelで線表を引いてるプロマネに「Brabio!」を捧ぐ:アラフォー起業家の地に足着いたビジネス哲学に痺れた

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Brabio!代表取締役・田中儀明さん

ブランドコンテンツ「イケハヤが訊く!」、今回はプロジェクト管理、ガントチャート作成ツールの「Brabio!(ブラビオ!)」代表の田中儀明さんにお話を伺いました。アラフォー起業家が手がける実務サポートツール、じわじわと熱いプロダクトです。お楽しみくださいませ。

Brabio!代表取締役 田中儀明
1997年ソリッドレイ研究所入社。バーチャルリアリティー製品のプログラムに従事。2002年サイボウズ入社。主要プロダクト サイボウズOffice6, Office7, Office8 (中小企業向けグループウェア)、サイボウズガルーン2の開発及び開発統括を歴任。2009年 Brabio! 設立。

ガントチャートをExcelより遥かにラクに作れる

イケダ: 本日はよろしくお願いします。これ、二人で作られているとは思えないプロダクトの完成度だと思うんですが、そもそも「Brabio!」とはどういうサービスなのかお聞かせください。

田中: プロジェクト管理というよりはガントチャートのツールだと思っていいと思います。ぼく自身、前職のサイボウズでマネジメントをやっていました。そこでは「ZArrow」や「MS Project」なんてサービスを使っていたんですが、それだけだとどうしてもクローズドな感じなんですよね。

もっと他のメンバーを巻き込めるものはできないのか、と思って作りはじめたのが「Brabio!」です。基本的には線を引けば、その中に担当者とのコミュニケーションの場ができて、それだけでセットアップは終わりますよ、というコンセプトです。

イケダ: 線を引くだけ、っていうのは非常にわかりやすいですね。そもそも「プロジェクト管理」ってニッチな分野だと思うんですが、何か問題意識があったのでしょうか?

田中: 創業者2人で若干の視点の違いがありますが、私の大元の発想としては「プレイングマネージャーを救いたい」というのが根底にあるんです。

「プロジェクト管理」は言葉ではよく使われますが、日本でプロジェクトの管理って、すごく未熟というか、変かもしれませんが「気合い」とか「根性」という精神論があって、人の力量に依存している部分があるんですよね。そこがすごく嫌だったんです。

イケダ: そういう精神論は未だに根強いですもんねぇ・・・。

田中: はい。ある程度大規模になったらマネージメント専属もありえると思いますが、ほとんどの中小企業などは基本的に優秀なプレーヤーがマネジメントをやっています。かといってマネージメントについて何か伝える人がいるかというとそうではなくて、「お前は優秀だから自分でできるだろう」という考えがどこかにあるんですよね。

プレーヤーとして優秀だからといって、マネージメントを要領よくできるかというとそうでもありません。その点では日本は損をしていると思っています。プレイングマネージャーがもっと活躍できる状況ができれば、面白いものをスピード感をもって出すことができるはずなんです。

最終的には、どんな仕事でもトップから降りてきますが、基本的にプロジェクトを動かすときにはボトムアップ的な動き方になります。複数人のチームが自分たちで考えていく、その方向性を決めるためにマネージメントが必要になる、Brabio!を通して、日本のマネジメントをそういった方向に持っていきたいです。

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