雑誌
ウルトラシリーズギネス世界記録認定記念!
特撮HEROもので活躍したクルマたち

特撮ヒーローもののテレビ番組でBC読者にもなじみ深いものといえば、ウルトラマンと仮面ライダー、両シリーズの2大巨頭だろう。仮面ライダーは文字どおりバイクがヒーローを支えていたが、ウルトラマンシリーズは各地球防衛軍の特殊車両の存在が大きかった。そこで、本企画ではそういった特撮もので活躍したクルマをクローズアップしてみた。

皆が夢中になった!
『ウルトラマン』シリーズに登場したクルマたち

ウルトラシリーズ最初のクルマは『ウルトラマン』('66~'67年放映)で登場した科学特捜隊(通称:科特隊)専用車。科特隊の日本支部で使用されているという設定で、後のシリーズに出てきたクルマとは異なり、武装や特殊機能を備えていなかった。通信機は備えており、パトロールや基地からの移動などに使われていた。ベースとなったのはシボレーコルヴェアの第2世代モデル。円谷プロの円谷一監督の愛車に科特隊のステッカーを貼って撮影に使っていたという。

続く『ウルトラセブン』('67~'68年放映)ではウルトラ警備隊のポインターが活躍し、『帰ってきたウルトラマン』('71~'72年放映)ではMATのMATビハイクルやMATジープが怪獣出現の現場を駆け抜けた。

さらにウルトラシリーズに登場するクルマは目白押し。『ウルトラマンA(エース)』('72~'73年放映)ではTACのTACパンサーとTACジープが、さらにウルトラシリーズきっての奇抜なエクステリアデザインを施された『ウルトラマンタロウ』('73~'74年放映)のZATのウルフ777やラビットパンダなどが目を引く。写真をみてもらえばわかるが、ZAT専用の2台はいずれもウルトラ警備隊のポインターをもしのぐデコレーションぶりが特徴だ。

さらに、『帰ってきたウルトラマン』から始まった第2期ウルトラシリーズ最終作の『ウルトラマンレオ』('74~'75年放映)のMACに登場するのが、MACロディーとMACカー。MACロディーのほうは三菱J3・J4がベースのジープでパトロールや実戦で使われた。車体上部にレーザーを備え、車体前部にアトミックバズーカ、時限爆弾などを備えている。MACカーのほうは武装装備などはなく、初代シビック1500GFがベースだった。

第3期ウルトラシリーズでは『ウルトラマン80』('80~'81年放映)のUGMで、初代サバンナRX-7をベースとしたスカウターS7のほか、初代クイントをベースにしたUGM専用車も存在していた。

この後、ウルトラシリーズはしばらく海外専用のオリジナルビデオシリーズとして『ウルトラマンG(グレート)』、『ウルトラマンパワード』を展開していたが、日本では平成の時代に入ってから再びシリーズ化される。

『ウルトラマンティガ』('96~'97年放映)のGUTSではポインター以来の輸入車である4代目シボレーカマロがベースのシャーロック、3代目シボレーブレイザーがベースのデ・ラ・ムが活躍する。

続く『ウルトラマンダイナ』('97~'98年放映)ではスーパーGUTSのボッパー(初代CR-Vがベース)以外にも最終型の5代目プレリュードがベースとなったゼレットが登場。設定では最高速が850㎞/hというものすごいスペックになっており、ボンネットの上にはゼラリアン砲というバズーカやバリアなども備えている。スゲえ!

『ウルトラマンガイア』('98~'99年放映)のXIGのベルマンは3代目アコードワゴンがベースだった。設定では最高速が486㎞/hで、車体上部にレーザーキャノン砲のビンシェル砲、前部に機銃を備えている。

『ウルトラマンコスモス』('01~'02年放映)のEYESでは初代インサイトベースのシェパードが登場。『ウルトラマンマックス』('05~'06年放映)のDASHアルファは、文字どおりアルファGTがベースの可変特捜車。フライトモードに変形するとマッハ2・5で飛行する。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら