生きとし生けるものクルマ界のサバイバル どんだけ残っている?あれの残存率

2014年05月06日(火)
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’04年の道交法の改正により一気に暴走族が激減。ゼロヨン族、ルーレット族も衰退の一途

共同危険型は'80年代に最盛期を迎えて一大勢力を誇った。いっぽう、競争型は'90年代に入って増殖の気配を見せた。当時は走り屋とひとくくりにされていたが、共同危険型からの移行もあり、意外だが21世紀になってからも増殖。現在はどちらも明らかに数が減っているのだが、その最大の要因となったのが'04年の道交法改正。格段に検挙しやすくなったこと、検挙した時の厳罰化(懲役2年または50万円以下の罰金)が抑止効果になっているのは間違いない。

それから暴走族関連で顕著なのは高年齢化。かつては10代の未成年のメンバーが多くいたが、現在は成人が50%を超え、50代で検挙される例も珍しくないという。暴走族の世界にも若者のクルマ離れの影響が出ているということ。興味はあっても買いたくても買えないというのもあるようだ。

暴走族の減少はクルマよりも2輪車への打撃が強烈で、'80年の国内の2輪車の出荷台数は237万台だったのに対し、'12年度は約55万台で約77%減。最も悲惨だった'09年の84%減よりも盛り返してはいるが……。

表は暴走行為の状況をまとめたもので、その数の激減ぶりには驚かされる。表のなかで最も数の多い'01年の場合、総人員は3万4051人に対し、昨年は7298人となっているから、単純に表から計算しただけでも、約80%減となる。ちなみに、最盛期の80年前後では暴走族は7万人程度いたといわれているから、それから比べると90%減ということで、残存率は10%。

暴走行為をする人たちが減るのは大歓迎だが、まだまだ喜んでばかりはいられない。大晦日から元日にかけて集団で富士山を目指す〝初日の出暴走〟を忘れちゃダメ。取り締まりの強化によって参加人数は激減して規模は縮小しているが、富士山が世界遺産に認定されてから初の年末年始となるので、ここ数年で一番の盛り上がりを見せるのは間違いない。要注意だ。

そもそも今、車検に適合するの?グリルガード 残存率10%

RVブームとともに大人気アイテムとなったのがグリルガード。オーストラリアでカンガルー避けのためにカンガルーバーが開発されたものを、日本では当時のクロカンのファッション性を高めるアイテムとしていろいろな種類が販売された。自動車メーカーも一部のクルマは標準装備されたほか、メーカーオプションやディーラーオプションを用意していた。

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