[BCリーグ]
信濃・大塚晶文監督「“常に全力”で悲願の初優勝へ」

 監督として初めてのシーズンが開幕しました。信濃グランセローズは現在、2勝1敗1分という成績です。12日の富山サンダーバーズとの開幕戦では、選手がウイニングボールを手渡してくれました。これまで受け取った「初勝利」「初セーブ」のウイニングボールに、またひとつ宝物が増えたなと思うのと同時に、「いよいよ始まったんだな」という実感がわきました。

 試合前の国歌斉唱の際には、思わず涙が出てきました。私は昨年6月に加入したものの、結局は一度もチームに貢献することはできませんでした。そんな中で自分の限界を感じ、引退を決意しました。そこからさまざまな人のおかげで、今度は監督としてチームに戻ることができました。ケガをしてからの6年間の思い、今ユニフォームを着てグラウンドに立てていることへの感謝の気持ちが、国歌を聴きながらこみ上げてきたのです。

 さて試合はというと、富山との開幕2連戦は、どちらも2ケタ得点で大勝することができました。とはいえ、それに浮かれることなく「まだまだ」という気持ちで、翌週の新潟アルビレックスBC戦に臨んだのですが、1戦目は惜しくも引き分けに終わり、2戦目は完封負けを喫しました。

 勝ち星をあげることはできませんでしたが、それでもチームとしては得たものもありました。特に1戦目で、優勝するためにはこうした接戦をモノにしなければダメだということを早い段階で気づくことができたというのは、チームにとってプラス材料になったと考えています。