賢者の知恵
2014年04月23日(水) 山口裕史

「課題探求型人材」を育て、高校生の海外留学を応援! ハーバード大1年生ら立ち上がる

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[左]楠正宏さん(ハーバード大学1年生)、[右]倉石寛さん(立命館大学教育開発推進機構・教授)


取材・文/山口裕史(フリーライター)

グローバル人材の輩出が叫ばれる中、海外留学を志向する日本人の若者が着実に増えつつある。だが、高校生が進学先として欧米の名門大学を選択するケースはまだきわめて稀だ。

こうした現状を変えようと、ハーバード大学1年生の楠正宏さん(19)が、留学をめざす高校生を支援するNPO法人「留学フェローシップ」(神戸市)を立ち上げる。自身の経験とノウハウを伝えるとともに、新しい学びの場を提供。「世界で起こっている課題を見つけ出し、それを解決できるグローバル人材を日本からもっと多く送り出したい」と意気込む。

1600人の新入生のうち日本人は3人

ハーバード、イェール、スタンフォード・・・。こうした米国の名門大学に進学する日本人高校生は毎年数えるほどしかいない。

たとえば、楠さんが進学したハーバード大学の場合、昨年入学した約1600人の新入生のうち日本人は3人。「中国人、韓国人が数十人を超える単位で入ってきているのと比べるとあまりにもさみしい」と楠さんは言う。

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