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胡錦濤の「復活」で、中南海の権力闘争は新たなステージへ!? 中国の政治指導者3人の近況
〔PHOTO〕gettyimages

ニュースというのは地元の声を聞いてみないと分からない

今号ではまず、4月16日に韓国南部の珍島沖で起こった大型客船「セウォル号」の沈没事故に対し、哀悼の意を述べたい。先週後半は、この惨事のことを想い、気が千々に乱れた。

私は、3年前の東日本大震災の際に、韓国人の友人たちから励ましのメールをもらったことを思い出し、韓国に住む友人たちに、哀悼の意を述べるメールを送った。すると、ソウルに住む記者仲間の一人から、次のような返信が届いた。

〈 今回の惨事は、天災ではなく人災だ。私は自分が韓国人であることが恥ずかしい。セウォル号の船長と機関士たちは、乗客には絶対に部屋から動くなと放送しておきながら、自分たちはいの一番に脱出したのだ。そのため、475名の搭乗者のうち大半が犠牲になった。そもそもなぜ通常ルートを大きく外れて、座礁するようなルートを辿ったのか。

1999年6月30日にシーランド事件が起こり、火災にもかかわらずキャンプ地へ引率した教師たちが酒盛りをやっていたために、19人の幼児を含む23人が死亡した。2003年2月18日には、大邱地下鉄放火事件が起こり、やはり機関士が真っ先に逃げ出したため、車輌から出られなくなった192人の乗客が死亡した。

われわれは一体いつまで、このような無責任な社会の中で生きていかねばならないのか 〉

単に可哀想だと想ってTVニュースを見ていた私は、やはりニュースというのは事が起こった地元の声を聞いてみないと分からないと、再認識した次第である。

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