"空から見た地球"をほぼリアルタイムで調べられるようになる!?

ブルームバーグ・ビジネスウィーク(USA)より

2014年05月17日(土)
〔PHOTO〕gettyimages

グーグルマップを航空写真モードで見ていて、少し画像が古いと思ったことはないだろうか。実際、グーグルマップに使われている画像は1~3年前のものが多いという。

こうした航空写真は、これまでデジタルグローブとエアバス・ディフェンス&スペースの2社が市場を牛耳ってきた。両社は大型の観測衛星を複数台打ち上げており、グーグルやマイクロソフト、政府系機関といった顧客に画像を販売している。だが、特定の場所の新しい画像が必要な場合は、追加料金が発生する。そんなコストの問題もあり、ネット上の航空写真の多くは少し古いものが使われているのだ。

ブルームバーグ・ビジネスウィーク(USA)より

そして最近、この状況を変革しようと複数のベンチャー企業が立ち上がっている。カリフォルニア州に拠点を置くスカイボックス・イメージングとプラネット・ラブズは、すでに小型観測衛星の打ち上げに成功。衛星の小型化を実現したことで、複数台をまとめて打ち上げることができ、将来的には同じ場所を1日に何度も撮影できるようになるという。

両社が目指すのは、よりリアルタイムに近い航空写真の提供だ。実現すれば、スーパーの駐車場が混雑しているか、高速道路が渋滞していないか、といったことまでわかるようになる。

宇宙からの"監視"は利便性とともにプライバシーの問題も生み出すが、この流れは止まりそうにない。

COURRiER Japon
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