メディア・マスコミ
デジタルジャーナリズムの2つの方向性とは? 海外スター記者が続々と新メディア立ち上げ

海外のスター記者たちが続々と新メディア立ち上げに動いている。特に大手新聞社で活躍したジャーナリストがデジタルジャーナリズムの未来を具体的に示そうとしているのだ。

この記事では、海外スター記者/編集者が中心となって立ち上げた4つのメディアを紹介する。それぞれニュース解説メディア「Vox(ヴォックス)」、データジャーナリズムメディア「FiveThirtyEight(ファイブサーティエイト)」、NPOメディア「The Marshall Project(マーシャルプロジェクト)」、調査報道メディア「First Look Media(ファーストルックメディア)」だ。

それでは新メディアを紹介しながら、これからのデジタルジャーナリズムのかたちを見ていきたい。

ニュース解説で社会情勢を伝える「Vox」

Vox

スポーツメディア「SB Nation」やゲームメディア「Polygon」、不動産&地域メディア「Curbed」、食をテーマにしたメディア「Eater」、ショッピングをテーマにしたメディア「Racked」、テックメディア「The Verge」などを立ち上げ・運営するデジタルメディアカンパニー「Vox Media(ヴォックス・メディア)」。

2014年4月、同社が新たに立ち上げたのがニュース解説メディア「Vox(ヴォックス)」だ。「Understand the News(ニュースを理解する)」というコピーを掲げ、編集長には人気コラムニストのエズラ・クラインが就任した。

現在29歳の彼は、ワシントン・ポストにて政策ブログ「Wonkblog(ウォンクブログ)」を立ち上げたり、チャートや画像を扱うバイラルメディア「KnowMore(ノウモア)」の運営を行い、どちらも重要なポジションのメディアとなっていた。

ヴォックスでは編集者/ライター/デザイナー/エンジニアなど40名弱の編成でメディアづくりを行っている。特徴的なのは「カード」というページだ。

「minimum wage(最低賃金)」に関するカード。20枚の束で解説されている。

社会情勢に関するニュースを細かく分け、スマートフォンでわずかなスクロールで閲覧できるよう工夫されている。ヴォックスについては「進化するニュースがウィキペディア化していく」という記事に詳しいので、関心のある方はご覧いただけたらと思う。

http://www.vox.com/