2014.04.15(Tue) 岡田 真理

「ニンニク注射」の主成分はニンニク?

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10年ほど前、アスリートのマネージメントに携わっていた頃、担当していたアスリートが「どうも体調が優れない」「風邪を引きそうだ」というときに、ニンニク注射を打ちにクリニックによく行っていた。

ニンニク注射の主成分はニンニク?

当時スポーツ業界に入ったばかりで無知だった私は「ニンニクエキスでも入っていて、それを打てば元気になるのかな?」くらいにしか思っておらず、健康管理はすべて本人に任せっきりだったのだが、後々ニンニク注射にはニンニクが入っているわけではないことを知った。

ニンニク注射を打ったばかりのアスリートと話していてもニンニク臭いと感じなかったのはそのためだ。

ニンニク注射の主成分はビタミンB1(糖質を分解してエネルギーを生成するのを助ける)だが、ビタミンB1の構成成分に含まれる硫化アリルがニンニクのような臭いを発することから「ニンニク注射」と名付けられたそうだ。

疲労回復や美容に効果があるということで、2000年代の初め頃から忙しい芸能人やアスリートの間で愛用者が急増し、メディアでも頻繁に取り上げられるようになった。

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


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