白河桃子×ぐっどうぃる博士 ~少子化危機突破対談~
【第4回】「少子化を防ぐためには、新しい社会のためのシステムをつくるべき」

[左]白河桃子さん(少子化ジャーナリスト)と、[右]ぐっどうぃる博士(恋愛カウンセラー)

【第3回】はこちらをご覧ください。

どこかの県に「恋愛特区」を作ってみては?

白河桃子(以下、白河): ブラウン大学で社会実験をやっている男の子が、「少子化問題にすごく興味があるんです」と言って私のところに来たんです。彼が言うには、「社会実験というのは、何かやるところと、何もやらないとつくらないと差が分からない」と。

ぐっどうぃる博士(以下、博士): おっしゃる通りです。

白河: 例えば、子どもの就学率を上げるためにランプを配るのがいいのか、虫下しを配るのがいいのか。

博士: 何ですか、それは(笑)。

白河: 発展途上国での話です。親に対して、子どもに教育を受けさせるとこんなにいいことがあるよと教えるのがいいのか、どれがいいのかということで、やる世帯とやらない世帯とを作って実験するんですよ。そうすると、明らかに差が出て、意外にも虫下しの効果が一番だったと。お腹を壊さないから健康で学校に行けると。

博士: なるほど。

白河: アメリカではすごくいっぱいやっているんです、社会実験を。

博士: 州単位でね。

白河: そう。だけど、日本だとなんでも公平にしなきゃいけないから(笑)。

博士: 確かに(笑)。

白河: 例えばどこかの県だけ「恋愛特区」とかにして、「結婚しなくても、子どもを産んでよし」みたいな。「恋愛特区」の中はなんでもあり。そこは無法地帯じゃないけれども、何か、こう・・・。

博士: 捕まりそうになったら、「いや、ここは隣の県だから」みたいな?

白河: あはは。でも、日本ではそういう実験って難しいですね(笑)。

博士: おっしゃる通りだと思います(笑)。

白河: やはりなかなか結果が出ないので、誰も変化を起こさない。ストッパーだけが増えていくような気がするんですよね、今のままでは。

でも、1つ救いがあるのは、女の子のなかには「子どもが欲しい」っていう子がまだすごく多いことです。この気持ちがあるだけましかなと。

博士: そうですね。生物学的、本質的な欲求なので、多分ずっとあるんでしょうね。

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