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[虎四ミーティング~限界への挑戦記~]
宮本慎也(野球解説者)<前編>「生き残る道は“一流の脇役”」

2014年04月11日(金) スポーツコミュニケーションズ

二宮: 今日は牛丼を食べながらの対談ということですが、宮本さんは牛丼はよく食べられますか?
宮本: はい、自宅の近所にたくさんありますので(笑)。「すき家」は一番メニューが豊富で、丼のサイズも細かく指定できるので、いいですよね。

二宮: 現役時代の食生活は?
宮本: 自宅で朝昼兼用のご飯を食べて、あとは試合前と試合後に食べていました。試合後はスタミナをつけるためにも、お肉を食べることが多かったです。

二宮: 年齢とともに食べるものに変化はありましたか?
宮本: いや、そんなに変わることはなかったですね。よく年齢とともにお肉の量が減ると言いますけど、野球選手はベテランでも肉食系が多いですよ。一概には言えませんが、年齢とともに「お肉が食べられなくなった」と言う選手は、引退も早い気がしますね。

嫌で仕方なかったサード転向

二宮: 宮本さんは昨季限りで現役を引退しました。19年間のプロ野球人生を終えて、今のお気持ちは?
宮本: 個人的には悔いがないので、スッキリしていますね。寂しいという気持ちはありません。一番は、もう練習しなくていいんだなと(笑)。

二宮: 宮本さんといえば、守備の名手です。ゴールデングラブ賞には、ショートで6度、2008年途中から転向したサードでも4度輝いている。2つのポジションで、これだけ多く受賞しているのは、宮本さんただひとりです。
宮本: 08年のシーズン途中にサードに転向させられた時は、正直、嫌でたまらなかったんです。やっぱりショートストップとしてのこだわりがありましたから。僕をサードに転向させた高田繁さん(当時監督)に対して「ひどい仕打ちだな」と思っていたほどです。でも、サードに転向したからこそ、ここまで長く現役を続けられたのかなと、今では感謝しています。

二宮: ショートにはないサードの難しさとは?
宮本: ショートはピッチャーの投球を見て、ある程度打球の方向を判断することができるんです。でも、サードのポジションからはそれがわからない。しかも打球の到達が速いので、バッターの反応だけで瞬時に判断するしかないんです。打球処理に関しては、ショートよりもサードの方が難しいかもしれません。

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