白河桃子×ぐっどうぃる博士 ~少子化危機突破対談~
【第3回】「新しいシステムでは、誰かが痛みを味わい、見せしめとなる」

白河 桃子
[左]白河桃子さん(少子化ジャーナリスト)と、[右]ぐっどうぃる博士(恋愛カウンセラー)

【第2回】はこちらをご覧ください。

日本国憲法は男女平等の平和憲法

白河桃子(以下、白河): でも、やっぱり女の人が生き生きしている国は元気だし、子どもも増えるんですよ。フランスなんか、完全に女性上位というか、女性が好き放題やっていて、男の人は女性にサービスして、それに乗っかっていい思いをしているんですよ。彼らは上手いから。そういう国は元気だし、子どももたくさん生まれますよね。財政的にはどうか分からないですけれどもね。

やっぱり、徹底的に女性をサポートする政策を採ったのがフランスだと思うんです。もう好きに恋愛して、好きに子どもを産んで、嫌になったら「パックスなんだから、すぐ別れちゃえ」みたいな。また次に新しい恋人ができたら、またその人の子どもを産んで、ということで、人口が増えているんですよ。

例えシングルマザーになっても、すごく手厚い保護があるし、とりあえず仕事を持っていれば、男の人に頼らなくても全然平気。しかも、みんな肉食だから、恋愛もガンガン起こるみたいな。

ぐっどうぃる博士(以下、博士): 素晴らしいですよね。あれは教育もあるんですかね。

白河: ストッパーがないんですよ。あと、女性は生き生きと自分らしく生きなきゃいけないみたいな意識が、すごく浸透していますね。やっぱりちょっとフェミニズムが入っているというか、もともと1961年までは、専業主婦は旦那さんの許可がないと仕事が持てないような国だったんですけど。

博士: そうなんですか。それは意外です。

白河: そこからかなり頑張って変わっていったので、パリのような都会の人と話すと「まだ闘っているんだな」と思いますよ。「私、結婚制度とかって嫌だったの」みたいなことを普通の人が言うんですよ。やっぱりみんなが闘いながら、こうなって来たんだなと感じるんです。

博士: 昔からそうだったんじゃないんですね。

白河: そうなんですよ。日本の憲法って戦後の平和憲法だから、本当はいちばん女性に平等な憲法なんです。他の国では闘って女性が権利を勝ち取ってきたんですね。

博士: 確かに。にもかかわらず・・・日本は世界でいちばん酷いと言われていますよね。

白河: 酷い。105位ですから。暗い気分になってきたので、次の質問にいってもいいですか?

博士: はい、どうぞ。

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