白河桃子×ぐっどうぃる博士 ~少子化危機突破対談~ 【第3回】「新しいシステムでは、誰かが痛みを味わい、見せしめとなる」

2014年03月31日(月) 白河 桃子
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サバイバルスキルは本能的で主観的

白河: これは私がずっと聞きたかったことなんですが、男性は自分より年収が高い女性と恋愛ができるのか、恋ができるのか・・・。

女性は、日本だとどうしても経済力が一番にきちゃうんですけど、年収でもなんでも自分よりちょっと勝っている人と結婚したいという上方婚志向が抜けなくて、すごく年収が高い女の人でも、自分よりもっと優れた能力のある人と結婚したいと思っているんですね。逆に、男の人って見えやすいものが好きじゃないですか。その辺はどうなのかと思いまして・・・。

博士: 結論から言いますと、男性は自分より年収が高い女性と恋愛も結婚もできますし、女性も、自分より年収の低い男性と恋愛も結婚もできます。

ただ、基本的には、女性は自分より劣った男を好きにはなれません。

白河: それはなぜですか?

博士: さっき(第1回)言ったように、女性は男性に高いサバイバルスキルを期待します。それは、女性が、妊娠・出産・子育ての間、優れた男性に守ってもらわなくては、子供もろとも死んでしまうリスクがあるからです。

白河: 高いサバイバルスキルを本能的に求めている?

博士: そういうことだと僕は考えています。

白河: 男性に経済力を求めるというのは、生物学的にはそういう意味なんですね。

博士: そう思います。そう考えると男性に経済力がないのは致命的だと思いがちですよね。ところが、さっき言ったように女性の求める価値は4つあって、さらに、その一つである「性的な価値」の中にも、サバイバルスキルとケアスキルがあるわけですよ。また、女性が何にこのサバイバルスキルやケアスキルを感じるかも、人それぞれだったりするんです。

例えば、僕はこの歌あまり好きじゃないんですけれども、槇原敬之の『世界に一つだけの花』のように・・・古いですね、どこかで1位になっちゃうことは可能だと。

白河: ナンバーワンにならなくてもオンリーワンならいい(笑)。

博士: そう、オンリーワン。例えば、悩み相談に的確に答えてくれる男性にサバイバルスキルを感じる女性もいれば、「将来はビッグなミュージシャンになる」と夢を語られるだけでサバイバルスキルを感じる女性もいる。その1点だけで勝っていれば、落ちる女性はいるので、いくらでも逃げ道はあるということです。

白河: なるほど。女性の側がなかなかできないんですよね。

博士: そんなこともないですよ。例えば、僕が勝手に予想しているパターンとして、川島なお美さんが芸能界の外に出てパティシエの鎧塚さんを好きになったように、市場を移動すると、これまで、その女性にとって一番重要だったものが一番でなくなったりするわけです。ある市場では経済力が重要だけど、ある市場では芸術的センスこそが重要だったり。

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