堀義人「100の行動」

【国土交通 その6】 観光立国で日本の魅力を高め、訪日外国人3000万人を実現せよ!

2014年03月29日(土) 堀 義人
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〔PHOTO〕gettyimages

昨年の訪日外国人観光客は、初めて1000万人を突破した。東日本大震災により一度急速に落ち込んだ外国人観光客が回復し、過去最高を更新した形だ。政府は、2030年に訪日観光客3000万人を超えることを目標に据えている。現在の3倍という意欲的な数字だ。

世界の外国旅行者数ランキングをみると、1位のフランスが8300万人、2位のアメリカが6700万人、3位の中国が5800万人と、世界の主要国は観光で経済を支えているのだ(トップ10は、4位スペイン5800万人、5位イタリア4600万人、その後、トルコ、イギリス、ドイツ、マレーシア、メキシコと続く)。日本は世界で30位と香港や韓国にも劣っている。

2020年の東京オリンピック開催が決まった日本も負けてはいられない。豊かな自然や独自の文化、洗練された都市、世界から高く評価される和食など、潜在的な観光資源でいえば、日本は世界トップクラスに入る可能性を持っているはずだ。

観光客増の価値は、人口減少傾向にある日本にとって、非常に大きい。滞在人口が増えることは、国内消費が増えることそのものだ。

だが、観光立国は、日本経済再生に資するだけではない。訪日外国人の数が増え、日本の文化・生活・食材などを体験してもらうことで日本のファンを増やし、日本のブランド力、世界における日本の存在感や発信力、ひいては外交力を高めるものだ。ぜひとも、3000万人目標を早期に達成し、さらなる高みを目指したい。

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