[BCリーグ]
新潟・平野進也プレーイングコーチ「カギ握るリードオフマンの復活」

 今季よりバッテリーコーチを兼任することになりました、平野進也です。昨年、シーズン終了後は、いろいろと考えました。25歳という年齢もあり、正直そろそろ野球を辞める時期かなという考えも頭をよぎりました。しかし、両親をはじめ、周囲の方と相談するうえで、日本一奪回、そしてNPBを目指して現役を続けることにしました。球団から兼任コーチの打診があったのは、ちょうどその頃でした。「指導経験もない、こんな未熟な自分になぜ?」と最初は驚きしかありませんでした。しかし、1週間悩んだ末、引き受けることに決めました。もともと野球をもっと勉強したいという気持ちがあり、学ぶいいチャンスだと思ったからです。

 僕はバッテリーコーチですから、キャッチャーだけでなく、ピッチャーのことも考えなければいけません。とはいえ、ピッチャーのフォームや考え方については、未経験であるだけに、分からないこともあります。そういう場合にはまずはキャッチャーの立場からのアドバイスをすると同時に、ピッチャー出身の方に訊いたりもするのですが、そうしたひとつひとつが、指導者としてもキャッチャーとしても非常に勉強となっています。

 兼任コーチである僕の役割として重要なのは、選手が話しやすい立場でいることだと思っています。というのも、やはり選手というのは監督に直接伝えるのは、なかなか難しいもの。だからこそ、選手でもあり、コーチでもある僕が選手としっかりとコミュニケーションがとれるようにすることが大事だと感じています。僕自身、コーチというよりは、バッテリー部門のリーダーというふうに思って、選手と接しています。