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〔PHOTO〕gettyimages by Thinkstock

IT未経験者が起業を目指すには?

【質問】 私は18歳の学生です。大学へ通いながら自分のビジネスも立ち上げるつもりです。しかし最近、多くの起業がテクノロジーを基盤としていることに気づきした。自分にはコンピュータープログラミングの経験がありません。起業家になる夢をかなえるにはどうしたらいいでしょうか。(シャウリャ・ジャイン)

――ブランソン: シャウリャさん、起業に熱中し、しかもすでにもっとも有望な分野を調査しているなんて、実に素晴らしいことです。ロンドン東部のテックシティやシリコンバレーのようなテックハブは、起業家への道を歩むあなたのよう人々を世界中から引き寄せています。

あなたのアイデアや興味のある分野については触れられていませんが、ITの起業はどの産業にも見られます。しかしおそらく、まだそこまでは進んでいないと思いますので、初歩的なことから説明します。

もしあなたが、プログラミングを基礎とするようなアプリやビジネスで起業したいのなら、在学中にその基礎をマスターすることには意味があります。コーディングの学習はかつては面倒でしたが、今はその過程を簡略化できる選択肢がたくさんあります。

私が投資している会社の「Codecademy(コードアカデミー)」では、簡単に一連のプログラムのモジュールを学べるユーザー主導型の学習方式を提供しています。ほかの解決方法として2、3挙げるとすれば、「Udacity(ユダシティー)」や「Girl Develope It(ガールディベラプイト)」、「Code Racer(コードレーサー)」などもあります。どの道、これらのスキルはあなたの強みとなります。ヴァージンでは、従業員にコーディングをするよう奨励しています。ますます重要になってきたスキルだからです。

コーディングの才能がない場合でも、ほかの方法があります。そういう才能がある同僚と一緒に仕事をすればいいのです。その間あなたは、自分の秀でている分野のスキルを磨くことに専念します。たとえば、起業家精神に興味があるなら、ビジネスを立ち上げる方法の基礎を勉強させてくれる組織に加わるという手もあります。

失敗を受け入れる土壌はできつつある

起業のアイデアを色々と検討しはじめる際は、その範囲をアプリやITによるソリューションだけに限定してはいけません。偉大なアイデアというのは、どの分野であろうと偉大であることに変わりはありません。

われわれは最近、非営利組織のヴァージン・スタートアップを立ち上げました。低利のローンやメンターのアシストによって、未熟な起業家たちを開花させることが狙いです。そこでは、ソフトウェアベースのものではなく、多くはパン屋や美容師やファッションデザイナーなどの起業家を支援しました。・・・・・この続きは「現代ビジネスブレイブリーダーシップマガジン」vol069に収録しています。

リチャード・ブランソン/Sir Richard Charles Nicholas Branson---ヴァージングループ創設者 / 1950年イギリス生まれ。70年にレコード通信販売会社「ヴァージン」、84年「ヴァージン アトランティック航空」を設立。00年英国エリザベス女王から「ナイト」の称号を授与。熱気球での世界初の大西洋・太平洋横断、世界一周気球旅行など冒険家としても知られる。
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