新興メディアサービスを産み・育てるNYのシード投資&メディア・スタジオ「ベータワークス」

ニューヨークに拠点を持つ、メディア・スタジオ兼投資会社の「ベータワークス(Betaworks)」。

2008年の創設以来、よりつながりのある世界を目指し、アイデアや人、資本、プロダクト、データなどをつなげている。シード期の様々なスタートアップに対して投資を行い、1社に対して15万~20万ドルほどの出資が多い。

同社の投資先や運営するメディアサービスには、テクノロジーを強みにしたメディア関連のスタートアップが多く見られる。今年2月には、デジタル・ガレージ(Digtal Garage)と提携して、米国進出を狙う日本企業に投資し、事業展開を支援することも発表された。

この記事では、ベータワークスが手がける5つのサービスを紹介する。メディアスタートアップの視点を取り上げていきたい。

ベータワークスが運営するメディアサービスの一部
Digg

いま注目の記事を見つけることができる「Digg」

2004年、ソーシャルニュースサイトとして立ち上がった「Digg(ディグ)」。アメリカ版2ちゃんねると言われることもある「Reddit(レディット)」のように、ユーザー参加型(投票や推薦)のサイトとして人気を博していた。

2008年にはGoogleも買収に興味を示しているという報道もあったディグ(そのときは2億ドルで交渉があったとのこと)。しかしながら、落ち込み気味だった2012年7月に、ベータワークスがディグを買収した(買収額は明らかになっていないが50万ドルとも言われている)。

ベータワークスによる買収後、ディグは大きなリニューアルを行った。ソーシャルニュースサイトからニュースのアグリゲーションサイトとなり、ビジュアル重視のきれいめなデザインになったのだ。

2008年の全盛期には年間で2億人以上の訪問者数を記録したものの、2012年には月間380万人ほど、現在は60万人ほどとなっているようだ。

しかしながら、記事のアグリゲーションだけでなく、2013年秋には「Digg Video」という人気動画のカテゴリーを設置。さらに2014年に入ってからは、オリジナル記事の作成も行っており、アグリゲーションをベースにしつつも、新しいメディアの形を模索している。

Bloglovin'
この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら