パソコン遠隔操作事件 片山祐輔被告単独インタビュー 「検察の主張は矛盾だらけなのです」

2014年03月14日(金) 野田 洋人
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その画像とは、私が自室で自分を写したものと、友人といっしょに撮ったもの、旅行先で自分を撮ったものの3点です。パソコン遠隔操作事件とは何の関係もないし、見られて困るものでもないので、刑事の質問の趣旨がわかりませんでした。

仮に、私が犯人だとしたら、携帯電話から江ノ島のネコの画像が復元されて、自白するしかない、ということになるのでしょう。当然、警察もそれを期待していたのだと思います。しかし、(犯人がマスコミや警察に送った画像を)僕が撮ったわけではありません。警察の揺さぶりは空振りに終わったということですね。

警察の作文だった調書にサインしなかった母

携帯電話を売ったことが証拠隠滅のように報じられましたが、たんに機種変更のために携帯電話を売っただけです。電池の持ちが悪くなったので、それまで使っていた富士通の「ARROWS」を売って、シャープの「AQUOS PHONE」にしました。9000円くらいになったと記憶しています。

留置場では新聞の回覧がありましたが、自分に関係する記事は黒塗りにされていました。なので事件については弁護人から情報を得ていました。テレビでの報道は見ることができませんでしたから、どんな風に創作されていたのか、気になります。片山容疑者の暗い半生なんていうタイトルのドラマ仕立てだったのでしょうか。

自分が犯人であるかのような扱いには「なんだこれは?」という印象です。そもそも誰が悪いのか、混乱が大きすぎて、気持ちの整理がつきませんでした。ウソの大本営発表をする警察が悪いのか、あることないこと報じるマスコミが悪いのか、それともどこかにいる真犯人を憎むべきか、自分自身も判断がつきかねました。いまに至るまで、気持ちの整理はついていません。

ようやく保釈されましたが、まだ落ち着いて考える余裕がありません。家にまで来るマスコミもいて、私はともかく、母のメンタル面が心配なんです。

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