Snapchatがブレイク!「消える」メールは企業にも広がるか?

ブルームバーグ・ビジネスウィーク(USA)より

2014年03月23日(日)
〔PHOTO〕gettyimages

今、「消える」を売りにしたアプリが次々に登場している。有名なのは、日本でもブレイクしつつある「Snapchat」というアプリ。写真や動画が開封されてから数秒後に自動消滅する仕組みで、欧米では10代を中心に新たなコミュニケーションツールとして人気が爆発している。昨年、フェイスブックによる30億ドル(約3000億円)の買収提案を断ったことも大きな話題を呼んだ。

また今年1月、「消えるメール」を売りにしたiOSアプリ「Confide」がリリース。受信者がメールを閉じるか、返信したら、メールが端末内やサーバーから完全に消える仕組みだ。仕事上の機密情報や大っぴらにしにくい問題について、外に漏れる心配がないので、メールで伝えやすい。もちろん、メールを転送することも、アーカイブ化することもできないようになっている。

ブルームバーグ・ビジネスウィーク(USA)より

このほか、送信から一定時間が経つと、メールに添付した文書が自動的に消えるサービスを売りにしたツールも登場している。

こうした「消える」サービスを開発するベンチャーは、個人ユーザーだけでなく、情報セキュリティに関心が高い企業にも売り込めると期待する。ただ、米国などでは業務メールには「文書保存」の義務があり、過去にはこれを怠った証券会社が多額の罰金を科せられた例もある。今後、法人客を取り込むためには、そうした法的なハードルを乗り越える必要がありそうだ。

COURRiER Japon
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