青木大和「絶望世代が見る日本」
2014年03月21日(金) 青木 大和

10代の若者が政治を面白く、身近に感じる「模擬選挙」の可能性

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PHOTO by gettyimages

忘れられないオバマ選挙の体験

僕が15歳から1年間過ごしたのは、アメリカのウィスコンシン州という日本人がほとんど知らない場所でした。中でも僕が留学したBlack River Fallsという街は日本人が踏み入れたことがほとんどない(一度もない!?)ような街だったので、留学初日に地元新聞に「日本人が来た!」というような記事が出たくらいです。

ウィスコンシン州は、酪農が盛んな州で、人の数より牛の方が多いと言われていたり、チーズがとにかく食べ放題だったりします。僕のホームステイ先は大牧場で、隣の家まで歩いて10分ほどかかり、牛が100頭近く、それ以外にも、馬、鶏、羊などがいました。僕は羊の面倒をみていたので、英語が出来ない時は羊に話しかけて「メー」という返事をもらってコミュニケーションを取り、自分を励ましていました。

そんなウィスコンシン州には、酪農のほかに、1つ大きな特徴があります。それは、全米の中で「教育」が優れている州としてとても有名なことです。生徒に対する教員の数が多く、歴史的にも教育に熱心なのです。

僕は、そのウィスコンシン州で、2008年のオバマ選挙を体験しました。全米がオバマ選挙に湧いた光景を僕はいまだに忘れられません。大統領になることができないと言われていた人が大統領になった---多くの若者が「政治」というフレーズに熱狂し、多くの人が「Yes we can!」に魅了された瞬間でした。

僕が今、このように政治に目覚め、多くの日本の同年代に政治に興味、関心を持ってもらいたい!と強く感じたきっかけがそこにありました。

「未来の有権者の1票」を大切にするアメリカ

そして、2014年となった今。2008年にオバマ大統領が誕生してから早くも6年が経ちました。当時15歳だった僕も20歳になりました。2年後の2016年には次の大統領選が行われます。また、数日前には中間選挙の予備選挙がはじまりました。

お祭り騒ぎのように盛り上がり、世界中の注目を集めるアメリカ大統領選挙には、日本にはない様々な「政治を面白く、身近に感じる」コンテンツが散りばめられています。

僕が政治に目覚め、興味、関心を持ったのもまさにこのコンテンツの中に散りばめられていた「政治を面白く、身近に感じる」ことができたからです。

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