「3.11」から3年を経て改めて考える、"当事者意識に欠ける風評"の危険性
日本調理技術専門学校の鹿野正道先生による料理教室

"郡山ブランド野菜の目指すところ"

先月の2月15日(土)、16日(日)は大雪でしたが、そんななか、福島県郡山市でブランド野菜づくりに取り組む「あおむしくらぶ/郡山ブランド野菜協議会」の皆さんによる『子供たちと人参収穫&料理体験会イベント』に行ってきました。

郡山ブランド野菜協議会は、2003年から郡山農業青年会議所のメンバーが中心となって、郡山市ならではの新しい特産品をつくることを目的に、毎年1品のペースでブランド野菜づくりに挑戦しているグループです。若手からベテランまで、とにかく、熱い情熱をもったメンバーたちが揃っています。

私は、3年前の東日本大震災をきっかけに、このグループの一員である藤田浩志君と知り合いました。それまで、福島にも農業にも縁のなかった私が、農業のことを身近に感じ、考えるきかっけを与えてくれた友人です。

今回は、郡山ブランド野菜協議会イチオシ!の「御前人参(ごぜんにんじん)」(高カロテンでとにかく甘いと評判)が旬を迎えるシーズンにあわせて、市内の子供たちとの交流をはかりつつ、さらにブランド野菜を郡山市民に知ってもらうためのイベントでした。

本来は、親子で収穫し、料理をして、食してもらう予定でしたが、当日は、関東・東北地方を襲った大雪の影響で、残念ながら「収穫」を行うことはできませんでした。それでも、会場となった田村町 守山会では、ジュースづくりや料理体験のイベントを実施しました。ジュースづくりでは、御前人参の甘みに、子どもたちから「柿のジュースみたい甘い!」「人参は苦手だけどこのジュースは美味しい!」といった歓声があふれていました。

さらに、料理体験では、日本調理技術専門学校の鹿野正道先生による「御前人参でしかできない人参のポタージュ」と「人参のサラダとキッシュロレーヌ」が実演されました。鹿野先生の指示のもと、子供たちも親御さんといっしょに料理教室を楽しみました。この日のイベントには、郡山市の親子約20人が参加し、地元産のブランド野菜を体感してくれました。

以前、郡山ブランド野菜協議会のメンバーの皆さんから、"郡山ブランド野菜の目指すところ"についてのお話を聞いたことがあります。皆さん一様に「東京や全国から問い合わせがくることよりも、まずは地元である郡山で愛される農作物をつくりたい」とおしゃっていたのが印象に残っています。

御前人参のジュースをつくる郡山の子供たち
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