[格闘技]
近藤隆夫「人気再燃への期待!」

~『INOKI GENOME FIGHT1』を注視せよ!~

総合路線打ち出したIGF

 さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナへ行く機会が、ほとんどなくなった。『K-1』、そして『PRIDE』、また『PRIDE』を継ぐ形で開催されていた『DREAM』『戦極』といった格闘技のビッグイベントが開かれなくなったからだ。

 数年前までは、格闘技のビッグイベントが毎月のようにゴールデンタイムでテレビ放映されていた。だが、いまは、まったくない。キックボクシングの『KRUSH』、総合格闘技では『DEEP』『修斗』などが定期開催され、ディープなファンを熱くさせてはいるが、大衆に熱を届けるには至っていない。格闘技人気は下降したままだ。

 格闘技人気の再興は望めないのだろうか?

 いや、そんなことはない。今年に入って復興の兆しが見え始めている。それは、IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)が本格的に総合格闘技路線を打ち出したことにある。

 これまでIGFのリングはプロレスが中心で、そこにリアルファイト(総合格闘技)が添えられる形だった。ところが、今年からは、プロレスとは分けてリアルファイトの大会が開催されることになる。その第1弾が、4月5日、東京・両国国技館での『INOKI GENOME FIGHT1』だ。