今月は、ブレゲ、グラスヒュッテ、ユリスナルダンの新作をご紹介!

Text by Tetsuo Shinoda
Photographs by Takashi Nishizawa(flat)

クロノグラフもドレッシーに!

その性格上、スポーティなイメージがつきまとうクロノグラフモデル。しかし、実際はデザイン的にも優れ、気品あるモデルが数多く存在する。ちょっとお洒落をして身につけたいクロノグラフモデルをここに紹介する。

BREGUET ブレゲ クラシック クロノグラフ 5287
DATA ●手巻き、18KRGケース、42.5㎜径 ¥5,124,000 問/ブレゲブティック銀座 03-6254-7211

伝説の名機を載せた
気品溢れるクロノグラフモデル

最高級の時計ブランドとして認知されるブレゲは、時計界にとって特別な名前である。創業者のアブライアン‐ルイ・ブレゲは、「時計の進化を2世紀早めた男」と呼ばれるほど、突出した時計師であった。現代の時計に搭載されている機構の3/4が彼の手によるものであるといわれている。そんなDNAを受け継ぐブレゲは、20世紀以降、腕時計の時代に入ってからも多くの名品を作り出している。このモデルに搭載されているムーブメントもそのひとつ。キャリバー2310と名乗ったムーブメントは、耐久性、信頼性が高く評価され、高級時計のトップメーカーから搭載を依頼されるほどの名機である。そして、それに相応しいクラシカルなケースに収め、ブレゲ針、クル・ド・パリのギヨシエ彫り、コインエッジといった伝統のデザインで彩ったのがこのモデルである。積算計などスポーティな要素を含んだモデルをも気品ある意匠へと昇華させる、ブレゲならではのクロノグラフである。