賢者の知恵
2014年03月10日(月) 週刊現代

おもてなしの達人 大阪のおばちゃんはホンマ、凄いで"どないしたん、なんか困ってんの?"頼まれてもないのに寄ってきて手を差し伸べる。言葉の壁なんてお構いなし

週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

「アメちゃんあげよか」—大阪のおばちゃんの決めゼリフである。袖振り合うどころか、目が合っただけで縁を感じて親切にする。そして底抜けに明るい。彼女らこそが日本を救う!かもしれない。

積極的な親切心

パリ、シャンゼリゼ通りのルイ・ヴィトン本店。ときおり、恋人たちの囁きあう声が聞こえるほど、店内ではゆるやかに、静かな時が流れていた。

彼女たちが来るまでは。

「ここや、ここや。ほれ、ここにビトンて書いてあるわ」

「よう見たら、ビートンやったりしてな!」

「なんでパリまできて、パチモン(ニセモノ)買わなアカンの」

眉をひそめるマドモアゼルたち。と、亀井静香似の婦人がバッグを指さし、店員に手招きする。

「お姉ちゃん、コレ、いくら?」

もちろん日本語。というか関西弁。それでも何とか英語で会話を試みるフランス人店員。

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