社会保障・雇用・労働
小川和也×山田亜紀子【第1回】
「日本ではじめてのソーシャルメディアエディターとはいったいどんな仕事なのか」 

[左]山田亜紀子さん(朝日新聞社ブランド推進本部所属)、[右]小川和也さん(グランドデザイン&カンパニーCEO)
ソーシャルメディアは、これまでマスメディアが主導してきたジャーナリズムのあり方を変えようとしている。この変化に対応するため、朝日新聞は日本の新聞社としてはじめて「ソーシャルメディアエディター」という仕事を編集局に設けた。
同社の初代ソーシャルメディアエディターを今年1月までつとめ、現在は朝日新聞のブランド戦略に取り組む山田亜紀子さんに、としての仕事を振り返ってもらいながら、ソーシャル化の波がもたらす新聞社、そして新聞記者の変化について語ってもらった(対談は2013年12月26日収録)。

日本で初めての「ソーシャルメディアエディター」

小川: 山田さんの肩書きは「朝日新聞社報道局ソーシャルメディアエディター」(インタビュー当時。1月10日付けでブランド推進本部所属)ということですが、このポストは新聞社としては初めてですか?

山田: 欧米の新聞社には広がっている仕事です。ニューヨーク・タイムズとかワシントン・ポストとかBBCとか、メジャーなところは。日本では初めてですね。2012年の4月に初めて作ったんです。

追いかけてくれる会社があると「初めて」というのも言い甲斐があるんですが、今のところ、誰も追いかけないから「初めて」といっても言い甲斐がない(笑)。

小川: 新聞業界でソーシャルメディアエディターって、日本では山田さん1人だけなんですね。

山田: 残念ながらそうです。新聞協会でも話はしているんです。

「ウチの記者もソーシャルメディアをやったほうがいいかな」という会社も出てくるんですが、残念ながらエディターまで置く会社はまだ出てこない。ただ、近く設置する会社はあるようです。

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