読書人の雑誌『本』より
2014年03月03日(月)

『4日で脳が変わる習慣』著:園 善博---読字障害の私が、「本の読み方」を教えている理由

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4日で脳が変わる習慣』著:園善博
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私は現在、年間数百冊の本を読んでいます。けれど、30歳を過ぎるまでは、本を一冊も読んだことがありませんでした。本が読めなかった私が、いまでは「本の読み方」を教える講師をしているのですから、人生はおもしろいものです。

本が読めなかったのには、理由があります。じつをいうと、私は、「ディスレクシア」です。「ディスレクシア」とは、学習障害のひとつで、「知的能力には異常がないにもかかわらず、文字の読み書きが困難になる障害」のことです。

私は、小学校のころから、読書が苦手でした。忘れもしません、小学1年生のときです。国語の授業中に先生にあてられ、クラスメートの前で「音読」をしたことがあります。けれど、上手に読むことができません。途中で、何度も、何度もつっかえ、友だちに笑われて、とても恥ずかしい思いをしたことを覚えています。

教科書を読んでも、内容がなかなか頭に入ってきません。自分では読んでいるつもりでも、すぐに忘れてしまいます。当然、テストでいい点数が取れるわけはなく、私はどんどん「勉強嫌い」になっていきました。

「本が読めない」ことは、国語だけでなく、他の教科にも影響があって、とくに計算問題は大の苦手。数学の先生の顔を見るのも嫌で、中学時代は、数ヵ月間、不登校になったこともあります。

高校には、ギリギリで何とか入れたものの、勉強にはまるで興味を持てませんでした。バイクレースに夢中になって、学校よりもサーキットに行くほうが多かったくらいです。

学生時代、私は自分のことを「頭が悪い」と思っていました。「自分はバカだから、しかたがない」とあきらめていました。みんなと同じ教科書を使って、同じように勉強をしているのに、成績はまったく良くなりません。そして、「これ以上勉強はしたくない」と進学を早々と断念し、高校卒業と同時に社会に出たわけです。

ところが、「社会に出たら、もう勉強をしなくて済む」と考えた私は、浅はかでした。社会に出てからのほうが、たくさんの勉強が必要だったからです。

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