つながる!ソーシャル時代 ヒト・カネ・コト
2014年02月28日(金) 松岡 由希子

米国で広がる、子どものためのプログラミング教育

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リンダ・リアラスさんがデザインした、子ども向けプログラミング教材「Hello Ruby」

「Code.org」の積極的な取り組み

全米教育統計センター(National Center for Education Statistics・NCES)の調査結果によると、コンピューターサイエンスは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)の分野で、1990年から2009年に学生数が減少している唯一の分野。非営利団体「Code.org(コードドットオルグ)」の予測では、2020年、コンピュータ関連の雇用規模が140万に達するのに対し、コンピューターサイエンスを専攻する大学卒業者数は40万人程度にとどまるとみており、この分野での専門人材の育成が急務であると訴えています。

「Code.org」は、2013年1月の設立以来、「全米の学校にプログラム授業を導入する」をミッションに掲げ、啓発活動を積極的に展開するかたわら、初心者向け学習ツールの提供なども行ってきました。

たとえば、2013年12月9日、167カ国3万5000校を対象に、Code.orgのウェブサイト上に公開されているチュートリアルを活用した初歩的なコンピューターサイエンスの授業を1時間行うというキャンペーン「Hour of Code(アワー・オブ・コード)」を実施。バラク・オバマ大統領、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ氏らが支援したことでも話題となったこのキャンペーンには、対象校のみならず、一般ユーザーも数多く参加し、合わせて2730万人が、Code.orgのチュートリアルを通じてコンピューターサイエンスを学んでいます。

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