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消費税「5%」か、それとも「8%」か、それが問題だ 4月1日午前0時ちょうどに、コンビニのレジで会計中だったら、どうなる?

電車やタクシーに乗っている間に日付が変わったら?ネット通販の税率は注文した時点か、荷物が届いた時点か?深夜のファミレス・居酒屋も営業中に値上がりする?レンタルDVDの延滞料はどのタイミングで変わるの?

「お客さん、日付変わったんで今から8%です」—タクシーの車中でそう告げられるかもしれない。4月1日0時00分。消費税が上がる瞬間、いったい何が起きるのか。驚きの調査結果をお届けする。

怒る客が続出する

たとえばあなたが、3月31日の午後11時58分に、コンビニのレジに並んでいたとする。

前に並ぶ客は一人。弁当を温めたりして、少し時間がかかっている。でもこの客の買い物にかかる消費税は5%。3月31日が終わる前に会計を済ませているから、当然と言えば当然だ。

だが、あなたは並んでいる間に、ちょうど日付が変わってしまいそうだ。4月1日午前0時00分になった瞬間、一体何が起こるのか?店員が一度、レジを止めるのだろうか?それとも、日付は変わっても、自分の買い物はギリギリ5%に間に合うのか?

4月1日の消費税増税がいよいよ目前に迫ってきた。5%から8%。言葉にすると簡単だが、全国民の経済活動すべてにかかわるだけに、その影響は大小とり混ぜて計り知れない。

なかでもこのコンビニのように、私たち消費者が直面するケースで、「実際にどうなるかがわからない」ことは案外多い。

そこで本誌は今回、身近にある「10の大疑問」について徹底調査をした。すると、意外な結果、知らない事実が続々と出てきたのである。

まず最初に、0時00分を数十秒回ったタイミングでコンビニのレジで会計した場合、税率は5%か、それとも8%なのか。

「基本的には深夜0時きっかりに税率を変更するよう、全店舗のレジをマスターコンピュータで管理しています。ただし、一つ目の商品がレジを通過した時点が基準になりますので、11時59分に最初の商品が通れば、支払いが0時以降でも税率は5%となる予定です」

業界大手・ローソンの広報はそう説明する。店員がレジを直接操作するのではなく、本部からの遠隔操作で税率が変わるのだ。ファミリーマートもローソンと同様に、0時きっかりに変更する方向で進めているという。