都庁はおよそ行政機関としての体をなしていない! ~東京都知事3日目の感想
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選挙戦は課題に対応するための予習期間

2月12日に初登庁して、都知事としての仕事を始めた。実際には、当選が決まった直後から、都庁の幹部職員を呼んで勉強会を開始していた。

さらに言えば、選挙戦で都内全域を駆け巡っているときにも、各地域の抱える問題点などについて多くの声に耳を傾けていた。その意味で、選挙戦というのは、勝ったときに、すぐ課題に対応するための準備を整える期間、いわば予習の時期だと言ってもよい。

選挙でもないかぎり、17日間で都内全域を歩き回ることなど不可能に近いが、過酷なまでの厳しい日程の中で頑張ることの意味はあるのである。 

行政の長としての経験は、厚生労働大臣のときに十分に積んだが、難問山積であったので、他の閣僚の何倍もの仕事をしたような気がする。まさに分刻みのタイトな日程をこなさなければならなかった。5万7千人の厚労省職員を陣頭指揮するのであるから、これは当然である。